2011年度 工学部 建設工学科 昼間コース — [選択] 2年(後期)

建築製図1

Drawing for Architecture 1

目的

本講義では,木造戸建住宅を取り上げ,その建設に必要な図面を模写することで,建築製図と木構造の基礎を学ぶ.

概要

まず,建築活動における図面の役割と,製図道具の使い方について説明し,基本的な線などの作図の練習を行う.その後,木造2階建て住宅の図面を模写する.

キーワード

建築製図,木造住宅,図面

要件

担当講師より,授業で使用する必要な製図道具の購入を指示する.

注意

昼間コースの学生については受講者数の制限を行うことがある.昼間コースの学生は,卒業単位に含まれない.

目標

1.木造住宅の図面を描き,内容を理解することができる.

計画

1.ガイダンス,図面の役割
2.製図道具の説明および使い方,線・文字等の練習1
3.線・文字等の練習2,JIS表記法に基づいた作図の練習
4.配置図兼1階平面図・2階平面図の模写
5. 〃
6. 〃
7.立面図の模写
8. 〃
9.矩計図の模写
10. 〃
11.基礎伏図の模写
12.1階床伏図の模写・2階床伏図1階小屋伏図の模写
13. 〃
14. 〃
15. 〃

評価

出欠状況と全ての課題図面で評価し,60点以上を合格とする.トレース課題が仕上がっていないおよび未提出課題が一つでもある場合は不合格とする.

JABEE関連

本科目は本学科の教育目標の3(4)に100%対応する.

教科書

初学者の建築講座 建築製図(第3版)初学者の建築講座編集委員会,市ケ谷出版,2008年

参考資料

建築設計資料集成:日本建築学会編,丸善,2001年

数多く出版されている有名建築家の作品集,建築関連雑誌(新建築,GA等)を通じて情報収集するだけでなく,現地で多くの建築物を見学することを推奨する.

連絡先

河村(088-656-9706, kawamura@tech.tokusima-u.ac(no-spam).jp)

備考

授業を受ける際には,2時間の授業時間毎に1時間の予習・復習をしたうえで授業を受けることが,授業の理解と単位取得のために必要である.