2011年度 工学部 建設工学科 昼間コース — [選択] 4年(前期)

都市計画史

History of Urban Planning and Design

助教・渡辺 公次郎

1単位

目的

本講義の目的は,現代都市計画に大きな影響を及ぼしている,近代以降に世界各地で提案・実践されてきた都市計画,都市デザインの歴史を,当時の社会背景,実現のための制度等を踏まえながら振り返ることで,その意義,特徴を学ぶことである.

概要

本講義では,近代に提案されてきた都市計画,都市デザインを取り上げ,時代の変遷とともにその内容,実現のための制度,当時の社会背景について説明する.

キーワード

都市計画史,近代

先行科目

土木·建築史

目標

1.近代以降に提案されてきた都市計画,都市デザインの意義,特徴を理解する

計画

1.ガイダンス,都市計画史を学ぶ理由
2.海外の都市計画史 イギリス
3.海外の都市計画史 フランス,ドイツ
4.海外の都市計画史 その他の諸国
5.日本の都市計画史 明治期から大正期
6.日本の都市計画史 昭和期から終戦まで
7.日本の都市計画史 戦後から現代
8.試験

評価

出欠状況と試験の成績で評価し,60点以上を合格とする.

JABEE関連

本科目は本学科の教育目標の3(3)に50%,6に50%対応する.

参考資料

都市計画の世界史(講談社現代新書 1932),日端 康雄(著)

東京の都市計画(岩波新書),越沢 明(著)

都市計画,日笠 端(著),共立出版

備考

授業を受ける際には,2時間の授業時間毎に2時間の予習と2時間の復習をしたうえで授業を受けることが,授業の理解と単位取得のために必要である.