2011年度 先端技術科学教育部 知的力学システム工学専攻 機械創造システム工学コース 博士前期課程 — [選択]

加工システム

Production and Manufacturing System

准教授・多田 吉宏

2単位

形態

講義

目的

生産加工や組立ての高度化・高能率化について,既定時間標準法に基づいた作業測定の考え方と手法を習得する.

概要

「もの作り」の効率化に有効なIE手法について,basic-MOSTを中心に作業測定および作業標準時間設定の基本的な考え方とその適用方法を講義する.

キーワード

インダストリアルエンジニアリング,作業測定,作業標準時間

関連科目

金属加工学

要件

生産加工に関する基礎的な素養があること.

注意

予習・復習が重要である.

目標

1.作業測定や作業標準時間設定の基本的な考え方を理解し分析に適用できること

計画

1.作業分析の基礎
2.動作分析・時間分析
3.各種のレイティング手法
4.既定時間標準法
5.basic MOSTの基礎
6.普通移動シーケンス
7.普通移動の分析と演習
8.制限移動シーケンス
9.制限移動の分析と演習
10.連続動作の分析
11.連続動作の分析と演習
12.工具使用シーケンス
13.工具使用の分析と演習
14.手動クレーンシーケンス
15.手動クレーンの分析と演習
16.定期試験

評価

レポート・演習 (50 点) と試験(50 点) を総合して評価する.

再評価

無し

教科書

プリント資料で講義する.

参考資料

通産省産業構造審議会編「作業研究」,日刊工業新聞社,ISBN4-526-00084-1.

連絡先

多田(M319, 088-656-7381, tada@me.tokushima-u.ac(no-spam).jp)

備考

授業を受ける際には,2時間の授業時間毎に2時間の予習と2時間の復習を行うことが,授業の理解と単位取得のために必要である