2011年度 先端技術科学教育部 環境創生工学専攻 化学機能創生コース 博士後期課程 — [選択]

機能性材料論

Functional Materials

講師・薮谷 智規, 准教授・南川 慶二, 准教授・安澤 幹人

2単位

形態

ポートフォーリオ

目的

各種機能性材料の機能とその応用を理解させる.

概要

高分子の機能性を利用した材料について,機能発現のメカニズムを解説するとともに,化学機能及び物理機能高分子材料の設計法について講述する.(薮谷智規講師)機能性高分子のセンサー材料への応用を中心として,センサー特性の解析,評価等についての講義を担当する.(南川慶二准教授)刺激応答性などの特異な機能を持つ材料を中心として,合成法,機能の測定·解析法,発現メカニズム,工学的応用についての講義を担当する. (安澤幹人准教授) 生体適合性材料,電導性高分子材料,機能性材料の材料設計および評価と応用,表面改質による機能制御などについての講義を担当する.

キーワード

機能性材料,機能性高分子,センサ材料,ソフトマター,生体適合性材料

目標

1.各種機能材料について,物性や機能を理解する.
2.機能発現メカニズムと分子設計·材料設計法への応用を理解する.

計画

1.機能性材料総論
2.機能性高分子のセンサー材料への応用
3.センサーの作製法
4.センサー特性の解析
5.センサー特性の評価
6.ソフトマターの特徴と材料調製法
7.高分子溶液物性
8.熱応答性高分子材料
9.ソフトマターのレオロジー
10.レオロジー機能材料
11.生体適合性材料の設計および合成
12.生体適合性材料の評価およびその応用
13.電導性高分子材料の設計および合成
14.電導性高分子材料の評価およびその応用
15.機能性表面改質
16.まとめ

評価

到達目標1は第1-15回の講義が,到達目標2は第6-10回の講義が関連する. 評価点は以下の様に与えられる.レポートの評点を100点満点として,60点以上を合格とする.

連絡先

薮谷(化605, 088-656-7413, yabutani@chem.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
南川(化612, 088-656-9153, minagawa@chem.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
安澤(化512, 088-656-7421, mik@chem.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 月曜日 16:30∼17:30