2011年度 先端技術科学教育部 知的力学システム工学専攻 機械創造システム工学コース 博士後期課程 — [選択]

レーザ分光学特論

教授・出口 祥啓

2単位

形態

講義

目的

原子力や地熱発電所だけでなく化学プラントなどにおける混相流問題を解決·応用できることを目的とし,高度の技術者として必須の伝熱と流体工学について解説する.

概要

混相流体の基礎概念,流動様式の遷移モデリング,微少重力下の気液二相流,環状流の液膜形成,フラッディング現象,マイクロチャネルの二相流

キーワード

混相流体の基礎概念,環状流の液膜形成,フラッディング現象

要件

学部教育における伝熱工学,熱力学,流体力学を理解していること.

目標

1.混相流体の輸送現象に関する理論を理解できること.

計画

1.1.混相流の基礎概念
2.2.流動様式線図
3.3.圧力損失·ボイド率
4.4.気泡流
5.5.スラグ流·フロス流
6.6.環状流·噴霧流
7.7.環状流の液膜形成(その1)
8.8.環状流の液膜形成(その2)
9.9.微少重力下の気液二相流(その1)
10.10.微少重力下の気液二相流(その2)
11.11.フラッディング現象(その1)
12.12.フラッディング現象(その2)
13.13.フラッディング現象(その3)
14.14.マイクロチャネルの二相流(その1)
15.15.マイクロチャネルの二相流(その2)
16.16.混相流体輸送に関する討論

対象学生

開講コース学生のみ履修可能

教科書

授業中に紹介する.

参考資料

授業中に紹介する.

連絡先

機械創造システム工学コース教員

備考

授業を受ける際には,2時間の授業時間毎に2時間の予習と2時間の復習をしたうえで授業を受けることが,授業の理解と単位取得のために必要である.