2011年度 先端技術科学教育部 環境創生工学専攻 生命テクノサイエンスコース 博士前期課程 — [選択]

微生物工学特論

Advanced Microbiological Engineering

教授・大政 健史

2単位

形態

講義

目的

生物,特に微生物を用いたバイオプロダクションについて学ぶ.

概要

ものつくりのバイオテクノロジー,特にフラスコから先の技術についての理解を深める.

キーワード

生物化学工学,物質生産,分離・精製,環境工学

先行科目

分子機能工学

関連科目

酵素学特論

要件

学部教育における生物工学ならびに関連科目を理解していること.

目標

1.フラスコからの先の基本技術について理解する.理解項目1:物質生産,理解項目2:分離精製,理解項目3:環境

計画

1.生物資源の分離と育種
2.バイオインフォマティクス-基礎
3.バイオインフォマティクス-応用
4.ハイスループットスクリーニング-基礎
5.ハイスループットスクリーニング-応用
6.メタボリックエンジニアリング –基礎
7.メタボリックエンジニアリング –応用
8.生体触媒反応の速度論
9.バイオリアクター
10.バイオプロダクツの分離
11.バイオプロダクツの精製
12.バイオプロセスの計測と制御 –基礎
13.バイオプロセスの計測と制御 –応用
14.環境バイオとリサイクル –基礎
15.環境バイオとリサイクル –応用
16.期末試験

評価

各コンテンツにおけるプレゼンテーションと質疑応答(70%),および期末試験(30%)で評価する.

対象学生

開講コース学生のみ履修可能

教科書

コロナ社「バイオプロダクション ―ものつくりのためのバイオテクノロジー―」化学工学会 バイオ部会編

参考資料

授業中に紹介する

連絡先

大政(機械813 (8階), 088-656-7408, omasa@bio.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 木曜日12:00-13:30

備考

授業を受ける際には,2時間の授業時間毎に2時間の予習と2時間の復習をしたうえで授業を受けることが,授業の理解と単位取得のために必要である.各項目に対してプレゼンテーションを行う