2011年度 保健科学教育部 保健学専攻 看護学領域 博士前期課程

こころの保健学特別研究

Research on COCORO health science

教授・二宮 恒夫, 教授・友竹 正人

10単位

目的

(二宮の担当内容)子どものこころの問題の発症予防のため,こころの問題の発症要因,主として対人関係性の問題(虐待など)について研究する.(友竹の担当内容)こころの問題の発症メカニズムを主として心理学的手法を用いて研究する.

概要

(二宮の担当内容)研究テーマに応じて,適切な研究のフィールドと連携し,データを集積し,文献検索を重ね,新たな知見を見出すべく研究を深める.(友竹の担当内容)発達理論や認知行動理論などの基礎理論に立脚し,主として心理学的手法を用いて,うつ病,摂食障害,社交不安障害,不適応などのこころの病気や不調について研究する.

キーワード

心身症,子どもの虐待,軽度発達障害,地域ネットワーク,対人関係性障害

注意

データの十分な収集と適切な分析,文献の検索を十分に行うこと.

目標

1.(二宮の担当内容)子どものこころの問題の発症予防に貢献する.
2.(友竹の担当内容)こころの問題の発症メカニズムの解明と有効な支援法の開発に貢献する.

計画

1.大学院生の希望する研究テーマ,研究の進め方,準備について入念な打ち合わせを行う.
2.研究を行うにあたって,倫理的な問題への配慮を検討する.
3.以後,自主的に研究活動を行う.
4.適時,研究の進行状況を話し合う.
5.論文作成について話し合う.

評価

研究の目的・対象・方法は整合性があるかどうか,倫理的な問題はないかどうか,結果に対する考察がなされているかどうか,結論は正しいかどうか,研究の貢献度などを評価する.

参考資料

図書,雑誌,資料などを参考にする.

連絡先

(友竹の連絡先)tomotake@medsci.tokushima-u.ac.jp
オフィスアワー: 看護学講座教員研究室(二宮)(保健学B棟3階),昼食時あるいは17時∼18時