2011年度 保健科学教育部 保健学専攻 看護学領域 博士後期課程 生涯健康支援学領域

成育医療学特別研究

教授・安井 敏之, 教授・友竹 正人

4単位

目的

(友竹の担当内容)こころの病気や不調のメカニズムについて,発達理論や認知行動理論などの基礎理論に立脚しながら,主として心理学的手法を用いた研究を行い,病態の解明と有効な治療法や支援法の確立を目指すこと. (安井の担当内容)更年期にみられる諸症状に対して,予防や治療および支援によって,その後の生活のQOLに与える影響を明らかにすることを目指す

概要

(友竹の担当内容)うつ病,摂食障害,不安障害,適応障害,発達障害などのこころの病気や不調について,主として心理学的手法を用いて研究し,病態の解明を目指す. (安井の担当内容)更年期にみられる更年期症状やエストロゲン欠乏症状に対して,どのような予防や治療および支援がトータルヘルスケアとして重要かを研究する.同時に女性の一生における更年期の意味を研究する.

目標

1.(友竹の担当内容)心の病気や不調のメカニズムの解明と有効な治療法や支援法の開発に貢献すること.
2.(安井の担当内容)更年期にみられる諸症状に対して,予防や治療および支援によって,その後の生活のQOLに与える影響を検討すること

計画

1.1.研究テーマについて入念な打ち合わせを行う,2.研究にあたって倫理的な問題を検討する,3.研究開始後は自主的に研究活動を行う,4.適宜,研究の進行状況について話し合う,5.論文作成について話し合う.

評価

以下の項目について評価を行う.1.研究計画の整合性,2.倫理性,3.考察の論理性,4.結論の妥当性,5.研究の貢献度.

連絡先

(友竹の連絡先)tomotake@medsci.tokushima-u.ac.jp