基礎医療薬学4
Basic Clinical Pharmacy 4
准教授・石田 竜弘
1単位
形態
講義
目的
薬物の生体内運命を理解するために,吸収,分布,代謝,排泄の各過程に関する基本的事項を習得する.
概要
薬物の体内動態の基本である膜透過機構に始まり,吸収,分布,代謝,排泄のメカニズム及びそれらに影響する諸要因について解説する.
カリキュラム関連
薬学モデル・コアカリキュラムC13-(4) に相当
注意
必ず復習をすること.
目標
1. | 吸収
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2. | 分布
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3. | 代謝
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4. | 排泄
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5. | 相互作用
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計画
1. | 低分子・高分子化合物の生体膜透過機構について解説する. |
2. | 化合物の吸収に影響する因子に関して解説する. |
3. | 経口・非経口投与に関わらず,生体内投与後の吸収過程について解説する. |
4. | 血流,血管の構造,血球成分,タンパクなど化合物の生体内分布に影響を与える因子について解説する. |
5. | 組織への化合物の分布における律速過程について解説する. |
6. | 化合物の代謝を行う臓器・部位と代謝酵素に関して解説する. |
7. | 肝および固有クリアランスについて解説するとともに,化合物の代謝と排泄の関連について解説する. |
8. | 化合物の腎排泄について解説する. |
9. | 化合物の腎排泄以外の排泄機構について解説する. |
10. | 薬物動態学的観点からの薬物相互作用とそれの回避策について解説する. |
評価
試験,レポート,出席など総合的に評価
再評価
実施する.
教科書
薬剤学I,瀬崎,木村,橋田編,廣川書店
連絡先
薬学部薬物動態制御学研究室ishida@ph.tokushima-u.ac.jp
- オフィスアワー: 随時