2011年度 薬学部 薬学科 学士課程 薬学科 — [選択] 4年(前期)

疾病学1

Internal Medicine 1

肩書不明・藤中 雄一, 講師・粟飯原 賢一, 講師・遠藤 逸朗, 助教・竹内 恭子, 肩書不明・浅沼 光太郎, 特任助教・佐藤 健太, 講師・松井 尚子, 診療支援医師・和泉 唯信

1単位

形態

講義

目的

血液学,神経学,内分泌代謝学を総論と各論にわけて教授する.目標はそれぞれの分野の基本的知識の修得である.

概要

血液学に関する総論を学び,赤血球,白血球,血小板,血液凝固の異常と病体について学ぶ.次に神経症候群,中枢並びに末梢神経疾患,筋疾患,糖尿病,通風,甲状腺疾患,副腎疾患等について学ぶ.

カリキュラム関連

薬学モデル・コアカリキュラム範囲外

注意

本講義は歯学部との合同講義です.

目標

1.血液学
  1. 血液学について概説できる.
  2. 赤血球の異常とそれに伴う疾患について説明できる.
  3. 白血球の異常とそれに伴う疾患について説明できる.
  4. 血小板の異常とそれに伴う疾患について説明できる.
  5. 血液凝固の異常とそれに伴う疾患について説明できる.
2.神経症候学
  1. 神経症候学について概説できる.
  2. 中枢神経疾患について説明できる.
  3. 末梢消神経疾患について説明できる.
  4. 筋疾患について説明できる.
3.内分泌代謝学
  1. 糖尿病について説明できる.
  2. 高脂血症,痛風について説明できる.
  3. 視床下部下垂体について概説でき,それの異常による疾患について説明できる.
  4. 甲状腺,副甲状腺疾患について説明できる.
  5. 副腎疾患について説明できる.

計画

1.血液学総論(竹内)
2.赤血球の異常(竹内)
3.白血球の異常(竹内)
4.血小板の異常(竹内)
5.血液凝固の異常(竹内)
6.神経学総論(和泉)
7.神経症候学(浅沼)
8.中枢神経疾患(和泉)
9.末梢神経疾患(佐藤)
10.筋疾患(松井)
11.糖尿病(粟飯原)
12.高脂血症,痛風(粟飯原)
13.視床下部下垂体(藤中)
14.甲状腺,副甲状腺疾患(遠藤)
15.副腎疾患(遠藤)

評価

評価は筆記試験により行う.100点満点で60点以上のものを合格とする.

再評価

実施する.

教科書

参考書:「標準血液病学」池田康夫/押味和夫編 医学書院

参考書:「臨床神経内科学」平山惠造編 南山堂

参考書:NIM「内分泌・代謝病学」第4版 井村裕夫編 医学書院

参考書:「歯科のための内科学」第2版 井田和徳/堂前尚規編 南江堂