社会薬学1
Social Pharmacy 1
非常勤講師・小西 壽久
1単位
形態
講義
目的
社会において薬剤師が果たすべき責任,義務等を正しく理解できるようになるために,又,患者の権利を考慮し,責任をもって医療に参画できるようになるために,薬事法,薬剤師法,医療法などの薬事関係・医療関係法規,薬事関係制度の精神とその施行に関する基本的知識,並びに経済及び薬局業務に関する基本的知識を修得し,それらを活用するための基本的技能と態度を身につける.
概要
薬事法,薬剤師法等の薬事関係法規,並びに医療法,医師法,歯科医師法等の関連法規,薬事関連制度,薬剤経済並びに医療保険制度について学ぶ.
カリキュラム関連
薬学モデル・コアカリキュラム C 18-(1),(2) に相当
注意
医療の担い手として,又,薬の専門家として,患者の権利を考慮し,責任を持って医療に参画できるようになるために,薬事関連法規,薬事関連制度を正しく理解し,更に薬剤師としての倫理観を身につけ,これを実践することは,薬剤師としての使命を果たす上で,極めて重要であります.
この認識に立って,社会薬学1を受講されることを望みます.
目標
1. | 医療の担い手としての使命
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2. | 法律と制度
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3. | 管理薬
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4. | 放射性医薬品
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5. | 薬剤経済を概説できる. |
6. | 社会保障制度を概説できる. |
7. | 医療保険制度を概説できる. |
8. | 地域薬局の役割を概説できる. |
9. | 医薬分業を概説できる. |
10. | 薬局の業務運営を概説できる. |
11. | OTC 薬,セルフメディケーションを概説できる. |
計画
1. | 授業ガイダンス,薬剤師としての役割・責任,関連する法令構成 |
2. | 薬剤師法逐条解説 |
3. | 薬事法逐条解説 |
4. | 医療法,医師法,歯科医師法など関連法規と薬剤師の関わり |
5. | 医薬品副作用被害者救済法 |
6. | 医療保険関係制度・法規 |
7. | 社会保障制度 |
8. | 製造物責任法概説 |
9. | 管理薬:毒物劇物取締法,麻薬及び向精神薬取締法の関連4法 |
10. | 放射性医薬品概説 |
11. | 薬剤経済 |
12. | 医薬分業 |
13. | 地域薬局の役割,薬局の業務運営 |
14. | OTC薬,セルフメディケーション概説 |
15. | 総復習 |
16. | 定期試験 |
評価
試験で評価する.
再評価
実施する.
教科書
薬事衛生六法(財団法人 日本公定書協会編)」定価 4,700円(税別)
連絡先
Eメールアドレス: kotobuki@nmt.ne.jp