2011年度 薬学部 薬学科 学士課程 薬学科 — [必修] 3年(後期)

2011年度 薬学部 創製薬科学科 学士課程 創製薬科学科 — [選択] 3年(後期)

細胞生物学3

Cell Biology 3

准教授・新垣 尚捷

1単位

形態

講義

目的

代表的な感染症を理解するため,病原微生物に関する基本的知識を修得する.

概要

代表的な感染症を引き起こす病原微生物について,特徴・病原因子・疾患に関する概説.

カリキュラム関連

薬学モデル・コアカリキュラムC10(3) に相当

注意

予習復習をすること.

目標

1.代表的な感染症
  1. 主なDNAウイルスが引き起こす代表的な疾患について概説できる
  2. 主なRNAウイルスが引き起こす代表的な疾患について概説できる
  3. レトロウイルス (HIVとHTLV) が引き起こす疾患について概説できる
  4. レトロウイルス (HIVとHTLV) が引き起こす疾患について概説できる
  5. グラム陰性球菌の細菌学的特徴とそれが引き起こす代表的な疾患について概説できる
  6. グラム陽性桿菌の細菌学的特徴とそれが引き起こす代表的な疾患について概説できる
  7. グラム陰性桿菌の細菌学的特徴とそれが引き起こす代表的な疾患について概説できる
  8. グラム陰性スビリルム属病原菌(ヘリコバクター・ピロリ菌)の細菌学的特徴とそれが引き起こす代表的な疾患について概説できる
  9. 抗酸菌(結核菌,非定型抗酸菌)の細菌学的特徴とそれが引き起こす代表的な疾患について概説できる
  10. スピロヘータ,マイコプラズマ,リケッチア,クラミジアの微生物学的特 徴とそれが引き起こす代表的な疾患について概説できる
  11. 代表的な原虫,寄生虫の代表的な疾患について概説できる
  12. プリオン感染症の病原体の特徴と発症機序について概説できる.
  13. 院内感染について,発生要因,感染経路,原因微生物,およびその防止対策を概説できる
2.感染症の予防
  1. 院内感染について,発生要因,感染経路,原因微生物,およびその防止対策を概説できる.

計画

1.授業ガイダンス
2.ウイルスの分類
3.インフルエンザウイルスの構造と増殖機構
4.インフルエンザの治療戦略
5.HIVとHTLVの構造と増殖機構
6.AIDSの治療戦略
7.単純ヘルペスウイルスとC型肝炎ウイルスの治療戦略
8.グラム陽性球菌の細菌学的特徴とそれが引き起こす代表的な疾患
9.グラム陰性球菌の細菌学的特徴とそれが引き起こす代表的な疾患
10.グラム陽性桿菌の細菌学的特徴とそれが引き起こす代表的な疾患
11.グラム陰性桿菌の細菌学的特徴とそれが引き起こす代表的な疾患
12.ヘリコバクター・ピロリ菌,真菌,原虫,寄生虫の代表的な疾患
13.プリオン感染症の病原体の特徴と発症機序
14.院内感染について:発生要因,感染経路,原因微生物,およびその防止対策
15.まとめ

評価

試験,レポート,出席など総合的に評価する.

再評価

実施する.

教科書

夏休む前に連絡する

連絡先

新垣(088-633-7255, arakaki@ph.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 特に定めない