総合医科学B
Overview in Medicine B
形態
講義
一般目標
Aコースで学んだ医学一般の知識をもとに,より実践的な臨床医学を習得し,チーム医療における専門職としての業務について理解を深める.
授業概要
総合医科学ではAコース(必修)とBコース(選択必修)に分けて教授する. 特にBコースは旧・社会福祉士養成課程においてはAコースと共に必修の科目であり,Aコースで学んだ「人体の構造と機能及び疾病」の知識を元に,歯科医療や社会福祉の現場で活用できる実践的な臨床医学を学習する.すなわち有病者,高齢者,障害者における口腔疾患と全身疾患との関連およびその対処法,あるいは社会福祉の現場で援助や指導に必要な行動等を実際の症例を用いて総合的に教授するとともにQ&A方式の演習も行う.
授業方法
講義(プリント,プロジェクター等を適宜使用する.)
授業場所
金曜2,3時限目 共通講義室
注意事項
総合医科学Bの授業では授業計画の「内容」の欄に各講義事項のキーワードを掲載している. ①受講者は各回のキーワードについて事前に予習して理解した内容を簡潔に纏めること. ②受講者は毎回受講後に学習成果を基にキーワードについて再度内容を簡潔に纏めること. また予習時の内容と復習時の内容を比較して学習成果を確認すること. ③試験は全講義数の2/3以上の出席を満たしている者に対して行う. ④予習,復習をすることが出席評価に含まれる.
行動目標 (到達目標)
1. | 1.社会福祉士・歯科衛生士として必要な臨床医学の各分野の概要について理解する. |
2. | 1.社会福祉士・歯科衛生士として必要な現代社会の代表的な疾患について理解する. |
3. | 1.社会福祉士・歯科衛生士として必要な障害の概要を理解する. |
4. | 1.社会福祉士・歯科衛生士として必要なリハビリテーションについて理解する. |
授業計画
回 | 大項目 | 中項目 | 内容 | 担当 | 到達目標 |
---|---|---|---|---|---|
1-12. | 臨床医学 | 臨床医学の各分野の概要と現代社会の疾病 | 各分野の主な疾患と種々の症例の提示 | 伊賀 | 1,2 |
13-16. | 障害 | 障害の概要と分類,特徴 | 各分野の様々な障害と症例の提示,障害者のための医療 | 〃 | 3 |
17-20. | リハビリテーション | リハビリテーションとは,障害評価,段階,専門職 | リハビリテーションの理念 運動器官・内臓器官・精神心理の廃用症候群 急性期・回復期・維持期リハビリテーション,包括的リハビリテーション,他分野との連携 | 竹内 | 4 |
21-22. | ソーシャルワーク | 保健医療専門職 | 保健医療とソーシャルワーク これからのソーシャルワーカー | 〃 | 1-4 |
23-30. | まとめ | 演習 | Q&A | 伊賀・白山・竹内 | 〃 |
成績評価の方法
全講義終了後に筆記試験を行い,総合的な理解度を評価する.100点満点で60点以上を合格とする.
再試験
必要に応じて行う.
教科書,参考書
特に教科書は指定しないが,下記の参考書など,できるだけ多くの関連書を参考にするとよい.
参考資料
新・社会福祉士養成講座 人体の構造と機能及び疾病 中央法規 社会福祉士養成講座編集委員会
人体の構造と機能及び疾病 ミネルヴァ書房 黒田研二/住居広士 編 2009
WEBページ
連絡先
- オフィスアワー: 月∼金17:00∼18:00
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