2011年度 歯学部 口腔保健学科 学士課程 — [必修] 4年(前期, 後期)

卒業研究

形態

実習

一般目標

本学科で学んだ知識と技術を踏まえて口腔保健学あるいは社会福祉学に関するテーマを選択し,自ら計画・立案する.さらにその計画に基づいて研究を行い,その成果を口頭で発表し,論文にまとめることによって研究への理解と意欲を養う.

授業概要

指導教員の指導のもとにそれぞれのテーマに沿って研究をすすめ,その結果と考察を論文にまとめる.そのなかで研究テーマの計画,研究計画書の作成,グループ内での発表と討議,中間発表会を随時に行いながら研究を遂行し,最終的には研究成果報告会で発表と討論を行い,卒業論文として完成させる.

授業方法

実習形式

授業場所

口腔保健学科教員室,口腔保健学科研究室

行動目標 (到達目標)

1.将来の方向性や意欲に即して研究テーマを選定できる.
2.研究テーマに応じた論文を検索し,その知見やエビデンスを理解できる.
3.研究の遂行にあたって周囲の状況や環境に応じた計画・立案ができる.
4.実験・調査などの研究を遂行できる.
5.実験・調査等の結果を整理し,統計学的な分析ができる.
6.その結果に基づいて新たな課題を抽出できる.
7.研究結果を発表し,討議できる.
8.研究結果を論文にまとめることができる.

授業計画

項目内容到達目標
1.卒業研究オリエンテーション
卒業研究の概要と進め方
文献検索の方法
論文の読み方と理解
エビデンスの評価
統計処理
1,2
2-3.研究計画書
臨床試験研修セミナーの受講
研究テーマの検討と計画書の作成
3
4-23.研究の実施
研究計画に基づく研究の実施(実験・調査等)
結果の整理と分析
4,5,6
24-26.中間発表会
中間発表会の準備
中間発表会と討議,フィードバック
中間評価に基づく研究の再検討
7
27-36.研究の再実施
再検討に基づく研究の再実施
4,5,6
37-39.研究成果報告会
プレゼンテーションの作成
発表と討論
7
40-45.論文の作成
論文作成
8

成績評価の方法

出席状況,研究計画書,研究達成度,中間発表,研究成果報告会および論文により総合的に評価する.単位認定は最終論文提出後に行う.

再試験

行わない.

参考資料

歯科衛生研究の進め方論文の書き方 金澤紀子ほか編 医歯薬出版

新・社会福祉士養成講座 社会調査の基礎 中央法規出版

連絡先

伊賀(口腔保健学科・教授室, 088-633-7963, iga@dent.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
口腔保健学科全教員