2011年度 歯学部 歯学科 学士課程 — 4年(後期)

外科学(1)

Surgery1

助教・兼松 康久, 助教・溝渕 佳史, 助教・神原 保, 肩書不明・田代 征記, 肩書不明・寺嶋 吉保, 非常勤講師・三好 康敬, 非常勤講師・佐々木 克哉,

1単位

形態

講義

授業目的

この授業では,外科学の基本的な疾患,特に消化器外科・小児外科領域の疾患についての理解を図り,歯科医師としての基礎的素養をする.

授業方法

講義

授業場所

月曜3時限 第4講義室

注意事項

試験は学生便覧の歯学部規則を満たしている者に対して行う.

授業計画

大項目中項目内容担当
1.総論外科総論
炎症・代謝・栄養
上記担当教員が適宜担当
2.各論 (上部消化管)胃十二指腸疾患の外科治療
胃癌・胃十二指腸潰瘍など
3.各論 (下部消化管)小腸・大腸・肛門疾患の外科的治療
虫垂炎・腸重積・小腸腫瘍炎症性腸疾患
4. 〃 〃
大腸癌・痔核・肛門周囲膿瘍など
5.各論 (肝・脾)肝臓・脾疾患の外科的治療
肝硬変・肝癌(1)
6. 〃 〃
肝硬変・肝癌(2)
7.各論 (胆道・膵)胆道・膵疾患の外科的治療
胆石・胆道癌など
8. 〃 〃
慢性膵炎・膵癌など
9.小児外科総論小児外科総論
総論
10.小児外科各論小児外科疾患の診断と治療
そけいヘルニア,食道閉鎖,胆道閉鎖症など
11. 〃 〃
先天性胆管拡張症・鎖肛など
12.脳外科脳神経外科総論
脳神経外科総論
13. 〃脳卒中と脳腫瘍
脳卒中と脳腫瘍各論
14.心臓血管外科心臓血管外科総論
冠動脈疾患,弁膜症
15. 〃心臓血管外科と歯科治療
感染症心内膜炎,抗凝固療法

成績評価の方法

1.全講義終了後,筆記試験を行い,必要最低限の知識が備わっているかチェックし評価する.
2.学力不十分と判断された学生に対しては,さらに学習を求め,不十分な領域のレポート提出などを課し,最終的に評価する.
100点満点で60点以上のものを合格とする.

再試験

行う.

教科書,プリント,参考書

教科書,参考書:「歯科医のための外科学」(野口政宏・亀井秀雄編集,医歯薬出版)

「新標準外科学」(中村紀夫・阿部令彦・堀原一・森岡恭彦編集,医学書院)

「標準外科学」(11版 医学書院)