歯科英語
Dental English
形態
講義
授業目的
全学共通教育で修得した英語を更に進めて,英語で書かれた歯学に関する研究発表を学習し,自ら進んでこれらの論文を読む姿勢を養うことを目的とする.また,国際化に対応すべく,外国人その他に英語で自らの意見を説明するのに慣れることを目的とする.
授業概要
15回の授業を,講義形式の授業と個別授業のふたつにわける.講義形式の授業は簡単なテキストを用いてより基礎的な歯学英語全般について学習する.また,実際の歯科臨床に即した英語の聞き取りの基礎を修得する.個別授業は2∼3名を各研究室に配属し,各研究室の専門領域の英語原著論文を精読し,セミナー形式で発表する.この際,専門用語について学習するとともに,その用語を利用出来るよう指導する.
授業テーマ
リサーチマインドを備えた歯科医師および国際化に対応できる歯科医師を養成するために必要な専門英語の基礎知識を養う.
授業方法
第1回から第11回までは講義形式,第12回から第15回までは研究基礎ゼミの担当研究室で各研究室の判断で行う.
授業場所
第1講義室
注意事項
1.受講者は,次回の講義内容についての予習が必要である.また,復習のための課題を課すことがある.
2.試験は全講義数の2/3以上の出席を満たしている者に対して行う.
到達目標
1. | 歯科専門用語を英語で述べることができる. |
2. | 英語の原著論文や総説等を読み,理解することができる. |
3. | 英語を通して,歯科医学および生物学的事象を説明することができる. |
4. | 英語版科学映画を観て,その内容を理解することができる. |
授業計画
回 | 大項目 | 中項目 | 内容 | 担当 | 到達目標 |
---|---|---|---|---|---|
1. | 歯科英語概説 | 歯学英語学習の目的 | なぜ歯学英語を学習するか,どのように学習するかを概説する. | 吉本 | 1,2 |
2. | 歯科英語の基礎 | 歯学英語の特徴 | 一般英語と歯学英語の相違の概説歯学英語で用いられる用語の解説 | 羽地 | 〃 |
3. | 〃 | 〃 | (1)接頭語,接尾語 | 〃 | 〃 |
4. | 〃 | 〃 | (2)特に特徴的な用語 | 〃 | 〃 |
5. | 英語教科書の精読 | 歯学英語の実践 | 英語の教科書の精読(1) | 野間 | 1,2,3 |
6. | 〃 | 〃 | 英語の教科書の精読(2) | 〃 | 〃 |
7. | 〃 | 〃 | 英語の教科書の精読(3) | 〃 | 〃 |
8. | 〃 | 〃 | 英語の教科書の精読(4) | 吉本 | 〃 |
9. | 〃 | 〃 | 英語の教科書の精読(5) | 〃 | 〃 |
10. | 〃 | 〃 | 英語の教科書の精読(6) | 〃 | 〃 |
11. | 科学英語 | 科学英語の実践 | 科学映画の英語版の聞き取り | 永田 | 4 |
12. | 歯科論文精読 | 論文精読の実践 | 歯学論文の精読(1) | 各研究室 | 1,2,3 |
13. | 〃 | 〃 | 歯学論文の精読(2) | 〃 | 〃 |
14. | 〃 | 〃 | 歯学論文の精読(3) | 〃 | 〃 |
15. | 〃 | 〃 | 歯学論文の精読(4) | 〃 | 〃 |
成績評価の方法
定期試験(70点),レポート等(30点)により総合的に判断する.
再試験
行う.
教科書,プリント,参考書
プリント等を用いる
WEBページ
連絡先
羽地(088-633-7321, tat-hane@dent.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: (月∼金 17:00-18:00/4F 口腔解剖学第二・教授室)
野間(088-633-7325, ntaka@dent.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: (月∼金 17:00-18:00/5F 口腔生化学・第一研究室)
吉本(088-633-9123, yoshimot@dent.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: (月∼金 17:00-18:00/5F 歯科薬理学・教授室)
永田(088-633-7343, nagata@dent.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: (月∼金 17:00-18:00/3F 2保存・教授室)