生化学(栄養代謝学)
Biochemistry
形態
講義
一般目標
生体構成成分について理解し,疾病治療や口腔ケアにおける栄養代謝の意義をつかむ.
授業概要
私たちの体を構成する分子は食物を摂食,嚥下,吸収という過程を経て,栄養素として摂取される.その栄養素がどのように代謝され,どのように体に影響を与えているかを理解するとともに,適切な栄養摂取の方法について理解することで,疾病や口腔ケアにおいて実践する基礎力をつける.
授業方法
教科書と参考資料を使用して講義を行う.
授業場所
2年(前期)月曜3時限目 第6講義室
注意事項
生化学の授業では授業計画の「内容」の欄に各講義事項のキーワードを掲載している. ①受講者は各回のキーワードについて事前に予習して理解した内容を簡潔に纏めること. ②受講者は毎回受講後に学習成果を基にキーワードについて再度内容を簡潔に纏めること.また予習の内容と復習の内容を比較して学習成果を確認すること. ③試験は学生便覧の歯学部規則を満たしている者に対して行う.
行動目標 (到達目標)
1. | 人体の構成成分と栄養素について説明できる. |
2. | 栄養素の消化・吸収について説明できる. |
3. | エネルギー代謝について説明できる. |
4. | 栄養素の代謝との関わりを説明できる. |
5. | 疾病と栄養との関わりを説明できる. |
6. | 遺伝子の構造・機能と病気との関わりについて説明できる. |
7. | 口腔ケアとはなにか説明できる. |
授業計画
回 | 項目 | 担当 |
---|---|---|
1. | 代謝総論 | 野間 |
2. | 栄養素の構造と機能(1) | 〃 |
3. | 栄養素の構造と機能(2) | 〃 |
4. | 酵素 | 〃 |
5. | 物質代謝(1) | 〃 |
6. | 物質代謝(2) | 〃 |
7. | 物質代謝(3) | 〃 |
8. | 物質代謝(4) | 〃 |
9. | 物質代謝(5) | 〃 |
10. | 物質代謝(6) | 〃 |
11. | 代謝の結合 | 〃 |
12. | 遺伝情報(1) | 〃 |
13. | 遺伝情報(2) | 〃 |
14. | 代謝疾患 | 〃 |
15. | 口腔ケアとは何か | 〃 |
16. | 試験 | 吉岡 |
成績評価の方法
筆記試験で100点満点中60点以上を合格とする.
再試験
行う.
教科書,参考書
臨床生化学(2,600円+税)MCメディカ出版
参考資料
病態栄養専門師のための病態栄養ガイドブック 3,675円 メジカルビュー社
WEBページ
連絡先
羽地 達次 (tat-hane@dent.tokushima-u.ac.jp/4F口腔組織学・教授室/ 633-7321)
- オフィスアワー: 月∼金17:00∼18:00
細井 和雄 (hosoi@dent.tokushima-u.ac.jp/6F口腔生理学・教授室/633-7323)
- オフィスアワー: 月∼金17:00∼18:00
野間 隆文 (ntaka@dent.tokushima-u.ac.jp/5F分子医科学・第1研究室/ 633-7326)
- オフィスアワー: 月∼金16:00∼18:00
羽田 勝 (hada@dent.tokushima-u.ac.jp/6F口腔保健学科・第1研究室/633-9171)
- オフィスアワー: 月∼金17:00∼18:00
伊賀 弘起 (iga@dent.tokushima-u.ac.jp/6F口腔保健学科・第1研究室/633-9171)
- オフィスアワー: 月∼金17:00∼18:00