2011年度 口腔科学教育部 口腔科学専攻 博士課程 — [選択] 1年(前期), 2年(前期)

口腔顎顔面形態学

Anatomy of the Oral and Maxillofacial Region

教授・北村 清一郎, 准教授・山下 菊治, 助教・角田 佳折

2単位

目的

口腔顎顔面領域の形態と機能の回復に必要な局所解剖学的知識と硬組織再生機構の概念を理解させる.

概要

口腔顎顔面領域の形態と機能の回復を図る上での基本となる局所解剖学的事項を体系的に講義するとともに,同領域の臨床解剖学的事項についてもトピックス的に講義を行う.また,再生医療技術の確立を目的とした硬組織再生機構の研究を体系的に講議するとともに,造血幹細胞の培養技術の開発についても講義を行う.

キーワード

口腔顎顔面領域の局所解剖学,口腔顎顔面領域の臨床解剖学,口腔顎顔面領域の再生医療

注意

毎回出席を取り,出席状況も評価の対象とする.

計画

1.顔の皮下組織の局所解剖学(担当者: 角田 佳折)
2.口唇と頬の局所解剖学(担当者: 〃)
3.口腔前庭の局所解剖学(担当者: 〃)
4.口蓋・口峡の局所解剖学(担当者: 〃)
5.舌下部・舌の局所解剖学(担当者: 〃)
6.インプラント手術のための臨床解剖学(担当者: 北村 清一郎)
7.総義歯印象採得のための臨床解剖学(担当者: 〃)
8.摂食嚥下障害の臨床解剖学(担当者: 〃)
9.下顎智歯抜歯のための臨床解剖学(担当者: 〃)
10.顎関節症の臨床解剖学(担当者: 〃)
11.骨を構成する細胞とリモデリング(担当者: 山下 菊治)
12.骨誘導について(担当者: 〃)
13.間質と造血幹細胞について(担当者: 〃)
14.再生医療について(担当者: 〃)
15.硬組織の再生機構(担当者: 〃)

評価

レポートを提出させ,授業の目的が達成されているか否かを判定する.

再評価

成績不良の場合にはレポートを再提出させる.

教科書

臨床家のための口腔顎顔面解剖アトラス,北村清一郎 編著,医歯薬出版(2009年)

連絡先

北村(口腔顎顔面形態学分野教授室, 088-633-7319, kitamura@dent.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 時間の取れる限り対応します.メールにて時間調整の上,面談して下さい.

備考

特になし.