発達障害学
Lecture for Birth Defects
形態
講義
目的
環境因子,遺伝因子によって引き起こされる中枢神経系の発生・発達障害の成立機構を神経解剖学的,分子生物学的に把握し,先端的研究にも対応できるようになる.
概要
子宮内環境の影響を強く受ける胎児中枢神経系の発生異常と生後の学習障害や精神発達遅滞(胎児性アルコール症候群等)との関連性を神経解剖学的,分子生物学的視点から解説,講義する.また,遺伝性小脳性運動失調の発祥機序を学ぶ.情報伝達系(細胞内Ca2+調節機構)の異常,神経修飾因子及びこれらの受容体・トランスポーターの分布を量的変化に注目して免疫組織化学的,分子生物学的視点から体系的に学ぶ.
授業方法
オムニバス方式
注意
受講前に書く授業の担当教官と連絡を取り,受講上の注意事項について確認すること.
授業のe-learning化は準備中である.完成後,速やかに導入する.
計画
1. | 講義
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2. | 研究指導・技術指導
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評価
出席状況等,授業への取り組み姿勢にもとづく評価と,各教員による評価を併用して行う.
連絡先
福井(fukui@basic.med.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
坂田(088-633-7052, haga@basic.med.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
備考
・中枢神経系の発生異常に関して,分子レベルから個体レベルまで広い範囲で学ぶことができる.
・ヒトとモデル動物の先天性神経疾患の発症機構,病態を理解することができる.
・同一大口座の他分野等との人的交流を活発に行なう.