基礎看護学実習Ⅱ
Clinical Practice in Fundamental Nursing 2
教授・川西 千恵美, 教授・關戸 啓子, 教授・谷岡 哲也, 准教授・奥田 紀久子, 准教授・岩佐 幸恵, 助教・板東 孝枝, 助教・今井 芳枝, 助教・南川 貴子, 助教・桑村 由美, 助教・安原 由子, 助教・千葉 進一
2単位
目的
看護援助の基盤となる「感じ,考えること」,「対象者を大切にすること」をねらいとしています.1.受け持ち患者の全体像を理解する.2.看護援助の観点から受け持ち患者の基本的ニードを把握し,満たすための日常的援助を実施する.3.援助を行うに際して患者の潜在的・顕在的な力を見出し,その力を生かすように努める.4.受け持ち患者との間で,相互的な尊重・信頼を基盤とする援助的人間関係を築くように努力する.
概要
ひとりの患者を受け持ち,その人の理解に努める.さらに,主に日常生活面での必要な看護援助を自分で考え,実習指導者や教員の指導を受け,あるいは協力のもとに実施する.
目標
1. | 患者を発達的・歴史的観点から理解する. |
2. | 患者を取り巻く患者・ソーシャルサポートを知る. |
3. | 基本的ニードの充足度をアセスメントとする. |
4. | 患者が自分だけでは満たせないニード,援助が必要なニードを見出す. |
5. | 患者が持っている力,健全な側面(身体的・精神的)に着目し,アセスメントを進める. |
6. | 看護援助の中で患者の意向や希望にできるだけ添うように工夫する. |
7. | 患者に感心を持って関わる. |
8. | コミュニケーション技術を高める. |
計画
1. | 実習1日目:「オリエンテーション」:実習方法,実習記録,実習態度等について説明を受け,効果的に実習できるように準備を行う. |
2. | 実習2∼9日目:「臨地実習」 |
3. | 実習10日目:実習まとめ:学内合同カンファレンス |
評価
基礎看護学実習Ⅱ実習評価表(実習要項内に明示)の項目に従い,実習目標への到達度,実習態度,実習への取り組み方,実習記録等によって,総合的に評価する. 実習内容(60点),実習記録(20点),実習レポート(20点) *期限までに未提出の実習記録およびレポートがある場合は単位認定を行わない.また,欠席・遅刻は減点の対象とする.
教科書
実習要項を配布する.
参考資料
適宜紹介する.
連絡先
川西(保健学科3階, 088-633-9047, ckawa@medsci.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
關戸(088-633-9035, sekido@medsci.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: 毎週水曜日,金曜日18:00∼19:00
谷岡(088-633-9021, tanioka@medsci.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
奥田(088-633-9041, okuda@medsci.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: 月曜日17:00∼18:00
岩佐(03032, 088-633-9040, iwasa@medsci.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: 月曜日13:00~17:00