ボランティア活動
Introduction for volunteer
教授・二宮 恒夫
1単位
目的
ボランティアの理念,目的,意義,現状や問題点を学習した後に,学生の主体的な計画の下にボランティア活動を体験する.ボランティア活動はもうひとつの信頼を育むコミュニケーションであることを学ぶ.
概要
ボランティアの理念,目的,意義,現状や問題点を講義する.徳島大学病院など徳島県内のボランティア募集状況を紹介する.学生が主体的にボランティアを選択し活動する.
キーワード
無償性·自主性·公益性,近隣型·組織型ボランティア,NPO(非営利組織)法人,守秘義務,信頼
注意
ボランティアの理念,目的を守り活動すること.
目標
1. | 1)ボランティアの理念を説明できる. 2)ボランティアのタイプと活動パターンを説明できる. 3)ボランティア活動の基本原則を説明できる. 4)実際のボランティア活動を説明できる. 5)ボランティア活動参加の意義を説明できる. 6)ボランティア活動とNPO(非営利組織)法人の関係,NPO法を説明できる. 7)ボランティア活動をめぐる論点を説明できる. 8)特定非営利活動の種類と,その具体的活動を説明できる. 9)社会福祉協議会の活動を説明できる. |
計画
1. | ボランティアの理念(無償性,自主性,公益性) |
2. | ボランティアのタイプと活動パターン |
3. | ボランティア活動の基本原則 |
4. | 実際のボランティア活動 |
5. | ボランティア参加の意義 |
6. | ボランティア活動とNPO法人 |
7. | ボランティア活動をめぐる論点 |
8. | 特定非営利活動の種類と,その具体的活動 |
9. | 社会福祉協議会の活動 |
10. | 自分にあったボランティア活動は? |
11. | 徳島大学病院,徳島県内のボランティア募集の紹介,申し込み方法 |
12. | 講義終了後,小テストを行う |
13. | 以後の時間は,各自ボランティア活動を行う |
評価
小テスト結果(50%)と,ボランティア体験の活動報告書(50%)で総合評価する.なお,報告書の記載内容は,所定の用紙をあらかじめ配付するが,(1)活動日時·場所·実働時間,(2)活動内容(簡潔に),(3)活動の自己評価(400字程度)の3項目からなる.(4)報告書には,ボランティア主催者(責任者)の署名か捺印が必要である.報告書の提出締め切りは,平成24年1月末とする(厳守).報告書を締め切りまでに提出しなかった者は,受講しなかったものとみなす.
教科書
教科書として特別なものはない.作成した資料やプリント,ボランティア募集案内を配付し講義する.
参考資料
(感心のある方は貸し出し可能) 岩波書店編集部編:ボランティアへの招待(岩波書店) 秦 辰也:ボランティアの考え方(岩波書店) 金子郁容:ボランティアーもうひとつの情報社会ー(岩波書店) 田中尚輝:ボランティアの時代ーNPOが社会を変えるー(岩波書店)
連絡先
- オフィスアワー: 看護学講座教員研究室(二宮)(保健学B棟3階),昼食時あるいは17時∼18時