2011年度 医学部 栄養学科 学士課程 栄養学科 — [必修]

人体構造機能学 (Ⅰ,Ⅱ)

Anatomy & Physiology in Human

教授・二川 健, 准教授・奥村 裕司

4単位

目的

栄養学は人体と食物の相互作用を探求し,栄養の面から人の健康の維持増進を図ることを目的としているが,人体構造機能学ではその内の人体側に重点をおいて学習する.人体について学ぶ場合,まず人体の形態,構造について知り,そしてそれぞれの構造がどのような働きをしているかを理解しなければならない.何かある働きをしようとすればそれに合った構造が必要であり,逆に,特別な構造をとることによりその構造に特有な機能が果たせる.このように,構造と機能は切り離して考えることができないので,人体構造機能学においては,人体の構造と機能を有機的に関連づけて学習し,生命の仕組みについて理解することを目的としている.
講義には,教科書,プリント等を用い,身体の仕組みについてできるだけ平易に講義する.講義の主な項目を以下に示す.

計画

1.人体とは何か
2.細胞と組織
3.細胞の機能
4.循環器(1)
5.循環器(2)
6.循環器(3)
7.消化器(1)
8.消化器(2)
9.消化器(3)
10.血液(1)
11.血液(2)
12.免疫(1)
13.免疫(2)
14.免疫(3)
15.運動器(骨と筋)
16.体温調節
17.腎臓と体液(1)
18.腎臓と体液(2)
19.腎臓と体液(3)
20.腎臓と体液(4)
21.呼吸器(1)
22.呼吸器(2)
23.内分泌(1)
24.内分泌(2)
25.内分泌(3)
26.内分泌(4)
27.感覚
28.神経(1)
29.神経(2)
30.神経(3)

教科書

「ギャノング生理学」 William F.Ganong 著 丸善

参考書:「図説・ヒトのからだ」 中野昭一編集,医歯薬出版株式会社

参考書:「標準生理学」 本郷利憲,廣重 力,豊田順一,熊田 衛編集,医学書院

連絡先

二川 健 (633-9248),nikawa@nutr.med.tokushima-u.ac.jp,栄養学科3F312室
オフィスアワー: 火曜日 16時∼17時
奥村裕司(633-7085),okumura@nutr.med.tokushima-u.ac.jp,栄養学科3F310室
オフィスアワー: 火曜日 17時∼18時