2011年度 医学部 保健学科 看護学専攻 学士課程 保健学科.看護学専攻 — [選択] 1年

情報処理·統計学

Information Processing and Medical Statistics

准教授・三笠 洋明

1単位

目的

統計解析の必要性と限界,疫学的な研究設計の重要性,統計学の基本的な考え方を理解し,解決したい問題に応じた研究設計とデータの型に応じた分析法が適用できる知識を養う.

概要

統計解析法のみを独立して学ぶのではなく,疫学調査法と関連させながら学習する.調査法とデータの型,分布型の組み合わせによる様々な局面に応じた解析法を理解する.

キーワード

疫学,研究設計,データの型,統計解析

目標

1.研究設計,データの型などを考慮して正しい統計解析法が選択できる.

計画

1.医療情報における統計学の役割
2.調査方法に関する基礎知識
3.データの種類·信頼性
4.記述統計
5.仮説検定の考え方
6.平均値に関する推論(1)
7.平均値に関する推論(2)
8.多重比較
9.比率と分割表に関する推論(1)
10.比率と分割表に関する推論(2)
11.比率と分割表に関する推論(3)
12.相関係数に関する推論
13.多重ロジスティック分析
14.主成分分析
15.その他の多変量解析 など
16.試験

評価

出席(10),レポート(10),小テスト(10),期末試験(70)

再評価

再試験

教科書

未定

連絡先

三笠(088-633-7072, hiro@basic.med.tokushima-u.ac(no-spam).jp)