2011年度 医学部 栄養学科 学士課程 栄養学科 — [選択]

栄養と薬

Pharmacology and Nutrition

教授・中屋 豊, 准教授・阪上 浩, 助教・原田 永勝

2単位

目的

医療現場における栄養管理には薬物治療に関する知識が不可欠となってきている.栄養の専門家として,薬物治療に対応した栄養指導,栄養管理を行うための幅広い知識・技能が期待されている.そのため薬物治療の基本的な考え方を習得する目的で講義を進める.

概要

Ⅰ.総論 1.薬理作用と作用機序(薬力学) 2.受容体と細胞内情報伝達系 3.薬物動態(薬動態学) 4.薬理作用を規定する要因,薬物の副作用と有害作用 Ⅱ.各論 1.末梢神経作用薬 2.中枢神経系に作用する薬物 3.循環系作用薬(1) 4.循環系作用薬(2) 5.体液平衡に影響する薬物 6.血液・造血臓器作用薬 7.呼吸器系作用薬 8.消化器系作用薬 9.ホルモンおよびホルモン拮抗薬 10.鎮痛薬・抗炎症薬

注意

教科書に記載のない部分は適時プリントで補充します.単位試験の成績評価は,原則試験によりますが,場合により出席状況なども評価の参考とします.

目標

1.薬物治療の基本的知識や栄養管理に必要となる薬の薬理作用を習得する.

計画

1.総論
2.各論:末梢神経作用薬
3.各論:中枢神経系に作用する薬物
4.各論:循環系作用薬(1)
5.各論:循環系作用薬(2)
6.各論:体液平衡に影響する薬物
7.各論:血液・造血臓器作用薬
8.各論:呼吸器系作用薬
9.各論:消化器系作用薬
10.各論:ホルモンおよびホルモン拮抗薬
11.各論:鎮痛薬・抗炎症薬

教科書

「生活習慣病治療薬・基礎と活用」城西大学薬学部医療栄養学科・編著,フットワーク出版社

連絡先

中屋(栄養学科棟302, 088-633-7090, yutaka-nakaya@nutr.med.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 火曜日 11時から14時の間
阪上(303, 088-633-7091, hsakaue@nutr.med.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 303号室(オフィスアワー:授業日の16時から17時)
原田(088-633-9249, harada@nutr.med.tokushima-u.ac(no-spam).jp)