2011年度 医学部 保健学科 検査技術科学専攻 学士課程 保健学科.検査技術科学専攻 — [必修] 3年

病理学実習

Practice in Pathology

教授・香川 典子, 非常勤講師・天羽 則子, 助教・濱野 修一, 助教・冨永 辰也

1単位

目的

病理診断は最終診断であり,他の種々の検査にもまして重要である.病理診断の際に必要な顕微鏡標本の作製技術の習得を目的とする.

概要

病理組織標本の作製を,剖検材料を用いて実習する.組織片の切り出し,固定,包埋,薄切,染色を行い,どのような組織が何色に染まるか鏡検する.

注意

色鉛筆とスケッチブックを用意すること.

目標

1.病理組織標本作製における基本手技と一般的染色法を習得する.

計画

1.組織片の切り出し,固定,包埋
2.ミクロトームによる薄切
3.ヘマトキシリン·エオジン染色
4.ワンギーソン染色
5.エラスチカ·ワンギーソン染色
6.アザン染色
7.実習試験,標本提出

評価

実習試験,レポート,標本,スケッチおよび実習態度などに総合的に評価を行う.

教科書

臨床検査講座 病理学/病理検査学(医歯薬出版)

連絡先

香川(088-633-9065, kagawa@medsci.tokushima-u.ac(no-spam).jp)