2011年度 医学部 保健学科 検査技術科学専攻 学士課程 保健学科.検査技術科学専攻 — [必修] 2年, 4年

臨床検査総論実習

Practice in Laboratory Medicine

教授・細井 英司, 教授・齋藤 憲, 助教・濱野 修一, 准教授・梅野 真由美, 技師・高松 典通, 技師・三宅 秩代

2単位

目的

尿,髄液,穿刺液等を対象とする一般検査や緊急検査中の特に,尿の化学検査について実習を行う.また,臨床検査業務に必要な採血についても,その手技を充分に習得できるようにする.

概要

教科書およびプリントを使用して実習する.なお,採血実習の始めは採血モデルも使用する.

注意

理解が困難なときは,質問すること. 【2年 前期:30時間】は,学内実習,【4年 :60時間】は,臨地実習として病院検査部での実務を学習する.

目標

1.一般検査や緊急検査について理解すると共に,尿の化学検査の原理,手技,結果の解釈を理解する.また,臨床検査業務に必要な採血の手技を充分に習得する.

計画

1.一般検査について(総論) (細井) 【2年 前期:30時間】
2.プール尿および尿定性試験に使用する試薬の調製 (濱野)
3.尿試験紙を用いる定性試験(実習講義と実習) (濱野)
4.尿の化学検査(糖の定性検査①) (濱野)
5.尿の化学検査(糖の定性検査②) (濱野)
6.尿の化学検査(蛋白質の定性検査①) (濱野)
7.尿の化学検査(蛋白質の定性検査②) (濱野)
8.尿の化学検査(アセトン体の定性検査 ) (濱野)
9.尿の化学検査(ビリルビンの定性検査 ) (濱野)
10.尿の化学検査(ウロビリン体等の定性検査 ) (濱野)
11.尿の化学検査(まとめ) (濱野)
12.採血に関する実習講義,採血モデルを使用しての実習(斎藤)
13.学生同士による採血実習(1)(斎藤)
14.学生同士による採血実習(2)(斎藤)
15.学生同士による採血実習(3)(梅野)
16.臨地実習として病院検査部での実務を学習(濱野)【4年 :60時間】

評価

実習テスト,実習態度,レポート,出席などで総合的に評価する.

教科書

星 和夫,鈴木敏恵 共著: 臨床検査講座,「臨床検査総論」(医歯薬出版株式会社)

連絡先

細井(633-9062, hosoi@medsci.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 火曜日(15:00-1700)
齋藤(088-633-9064, saito@medsci.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 火曜日午後(15:00-1700)
濱野(shama@medsci.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
梅野(088-633-9067, umeno@medsci.tokushima-u.ac(no-spam).jp)