精神医学特論
目的
医療が疾患のみでなく病人を対象とするかぎり，心を見る視点が必要となる．授業では，広く医療全体のなかでの臨床心理学の意義を学びながら，主な精神障害についての基本的知識を習得する．また，身体疾患罹患にともなう心理的問題への対応や，精神障害にたいする臨床心理学的支援のあり方，さらに精神科医師，看護師，作業療法士との連携のあり方について学ぶ．
概要
1．医療と心理学 2．医学における心理療法 3．精神科チーム医療 4．精神疾患総論 5．精神疾患各論 6．精神医学と臨床心理学
計画
| 1. | 心と脳 |
| 2. | 青年期の心理 |
| 3. | チーム医療の基本 |
| 4. | 音楽療法 -医療の場にもっと音楽を- |
| 5. | 臨床心理とカウンセリング |
| 6. | 治療者・患者・家族の関係(看護の立場から) |
| 7. | がん患者の心のケア |
| 8. | 痛みと患者の心理 |
| 9. | 精神分析 |
| 10. | 認知療法 |
| 11. | 大学生のメンタルヘルス |
評価
筆記試験
再評価
レポート
教科書
精神医学ハンドブック 山下格 著 日本評論社
連絡先
大森(臨床研究棟8F教授室, 088-633-7130, tohmori@clin.med.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: 8:30-17:30
山本(3s06, 088-656-7192, yamamoto@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)