2011年度 総合科学教育部 地域科学専攻 博士前期課程 基盤科学分野(理系) — [必修] 1年(通年), 2年(通年)

地域科学特別演習Ⅰ

教授・村田 明広

8単位

目的

地質構造に関する研究手法を学ぶ.

概要

秩父帯・四万十帯などの付加体の衝上構造,和泉層群の地質構造,西南日本外帯の横ずれ断層などに関して,主に野外調査を中心にして地質構造に関する研究を行う.

キーワード

秩父帯,四万十帯,付加体,地質構造

目標

1.地質構造に関するテーマを設定し,その解決方法を考え,実際に野外調査・実験を通して解決できる能力を身につけることを目標とする.

計画

1.修論の研究テーマを設定し,それに関する先行研究について調査する.
2.先行研究に関する問題点を抽出する.
3.修論の研究テーマの解決方法を検討し,どこまで明らかにすればよいかを探る.
4.実際に野外調査を行う.
5.問題を解明するために,室内での実験等を行う.
6.随時,研究室のセミナー等で発表し,討論を重ねる.
7.修士論文を作成する.
8.研究成果の発表・討論を通じて,さらに研究を深める.

評価

修論のテーマに関する問題解決に向けての野外調査,室内実験,セミナー発表等の取り組み方や,修士論文のまとめ方,発表会での質疑応答などを総合的にみて評価する.

連絡先

村田(総合科学部3号館2S03, 088-656-7242, murata@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 在室中は,いつでも可.