2011年度 総合科学教育部 地域科学専攻 博士前期課程 地域創生分野 — [必修] 1年(通年), 2年(通年)

2011年度 総合科学教育部 地域科学専攻 博士前期課程 環境共生分野 — [必修] 1年(通年), 2年(通年)

2011年度 総合科学教育部 地域科学専攻 博士前期課程 基盤科学分野(文系) — [必修] 1年(通年), 2年(通年)

2011年度 総合科学教育部 地域科学専攻 博士前期課程 基盤科学分野(理系) — [必修] 1年(通年), 2年(通年)

地域科学特別演習Ⅰ

教授・小山 保夫

8単位

目的

修士論文の作成の指導を行う.学生は論文を書く機会が少ないことから,複数回,論文形式のタームペーパーを課し,内容に見込みのある場合はペーパーを投稿論文の水準にまで高めるトレーニングを行う.あわせて,研究成果の発表方法(魅力あるパワーポイントスライドやレジメの作成方法,口頭報告の方法)も習得させる.

概要

基本的にはトムソン・ロイターデータベースに収載されている学術誌に掲載される「筆頭著者論文」の作成が可能なように指導する.先行研究のデータを効率的に把握し解釈する.論文の成否を分ける魅力あるテーマ設定と章立て行う.論文執筆の一連の過程において,先行研究を踏まえた独自の視点,方法論の適切さ,結論の説得性などに常に留意できるようになる.

目標

1.筆頭著者論文が学術誌に受理されるように基礎力を付ける.

計画

1.研究課題の設定
2.研究課題に関する先行研究の調査
3.理論と方法論の選択(質的調査あるいは量的調査)
4.論文の章立て(実験計画)
5.実験と結果の文章化および図表化(1)
6.実験と結果の文章化および図表化(2)
7.実験と結果の文章化および図表化(3)
8.実験と結果の文章化および図表化(4)
9.実験と結果の文章化および図表化(5)
10.論文形式へ文章化
11.投稿規定に合わせた論文化(1)
12.投稿規定に合わせた論文化(2)
13.投稿規定に合わせた論文化(3)
14.引用文献チェック
15.オンラインで投稿してみよう.
16.総括

評価

トムソン・ロイターデータベース収載の学術誌への論文投稿(最大)を評価基準とする.

再評価

なし.

連絡先

小山(総合科学部3号館3N06, oyama@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: メールで相談内容及び日時を打ち合わせ