地域科学特別演習Ⅰ
教授・中嶋 信
8単位
目的
地域経済学の諸成果を正当に継承し,具体的な事例に即して新たな研究成果を獲得することを課題とする.適宜,研究活動の技術に関わる演習を組み込む.受講者には,①先行研究のサーベィ,②地域調査と分析結果の報告,③関連学会での発表,修士論文の完成,を求める.
概要
地域経済研究に関わる基礎的学習・研究活動を系統的に展開し,修士論文を完成させるための指導を行う.地域経済構造分析・地域問題研究・地域政策論などの領域の先行研究を幅広く検討して,課題意識を磨くとともに研究課題に適合する方法論を習得させる.複数のフィールドワークを通じて実証研究の素材を収集して,数本の研究リポートを作成させ,それらの成果を組み込んだ修士論文を作成させる.また,研究やプレゼンテーションに関わる技術も併せて習得させる.
キーワード
地域問題,地域経済,地域政策
目標
1. | 先行研究の成果を踏まえて,地域経済の実証分析を行うことができる. |
計画
1. | 地域経済学の課題と構成 授業計画 |
2. | 講読と討論① |
3. | 講読と討論② |
4. | 講読と討論③ |
5. | 講読と討論④ |
6. | 講読と討論⑤ |
7. | フィールドワーク① |
8. | 研究リポート中間報告① |
9. | フィールドワーク② |
10. | 研究リポート中間報告② |
11. | フィールドワーク③ |
12. | 研究リポート中間報告③ |
13. | 研究発表の技術指導 |
14. | 公開発表会 |
15. | 授業総括 |
評価
発表された研究成果による.
教科書
関連論文を適宜指定する.
参考資料
岡田知弘『地域づくりの経済学入門』自治体研究社,2005年
連絡先
中嶋(総合科学部1号館2218室, 088-656-7181, makoto@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)