2011年度 総合科学教育部 地域科学専攻 博士前期課程 地域創生分野 — [選択] 2年(後期)

知的CAI

教授・金西 計英, 准教授・緒方 広明, 講師・光原 弘幸, 准教授・松浦 健二, 准教授・伊藤 照明

2単位

目的

CAI(Computer Assisted Instruction)を人間を含めて新しい系として工学的に捉え,新しい人間工学,知識工学の立場からIntelligent sytemsの設計方法を習得させること.

概要

教育におけるコンピュータ利用が試行されている.CAI(Computer Assisted Instruction)を人間を含めて新しい系として工学的に捉え,新しい人間工学,知識工学の立場からIntelligent CAIを講述する.伝統的CAIとICAIの違いとそれらの特徴に触れ,知識工学のICAIの応用,ICAIの枠組み,特に指導方略とユーザーインタフェイスの理論と実際の両面から講述する.本科目は,工業に関する科目である.

キーワード

教育工学

目標

1.知的CAIに関する様々な要素技術について述べ,その設計方法や構築方法を習得する.

計画

1.知的CAIに関する概要,CAIの歴史・学習理論
2.知的CAI
3.Intelligent Tutoring System
4.学習者モデル,教授モデル,学習理論
5.Web Based学習環境
6.Adaptive Hypermedia,個人適応
7.ゲームを用いた学習
8.協調学習環境CSCL(理論)
9.協調学習環境CSCL(システム)
10.Knowledge Management, SNSと教育支援システム
11.モバイル学習環境(理論)
12.モバイル学習環境(システム)
13.ユビキタス学習環境(理論)
14.ユビキタス学習環境(システム)
15.教育工学のまとめと今後の課題
16.テスト

評価

レポート30点と期末試験70点で成績を付ける.これは変更される場合もある.