2011年度 総合科学教育部 地域科学専攻 博士前期課程 地域創生分野 — [必修] 1年(通年)

2011年度 総合科学教育部 地域科学専攻 博士前期課程 環境共生分野 — [必修] 1年(通年)

2011年度 総合科学教育部 地域科学専攻 博士前期課程 基盤科学分野(文系) — [必修] 1年(通年)

2011年度 総合科学教育部 地域科学専攻 博士前期課程 基盤科学分野(理系) — [必修] 1年(通年)

2011年度 総合科学教育部 臨床心理学専攻 博士前期課程 — [選択] 1年(通年), 2年(通年)

プロジェクト研究Ⅰ

教授・宮崎 隆義, 准教授・境 泉洋, 准教授・佐藤 征弥

4単位

目的

徳島の自然や歴史を調査し,自然と人間の精神や文化の関係について理解を深めると共に,複合的な視点からものを考えるという態度を身につける.また,授業を通して,討論·発表·作文の技術の向上を図る.

概要

総合科学に関わる諸課題を実践的に解明するワークショップ方式の授業である.欧米文学,心理学,植物学を専門とする3名の教官が運営し,受講者とともに自然と歴史に関する総合的な調査・分析を行う(例:モラエス,寺社の歴史,今昔の対比や伝承など).受講者は結果を報告書および公開報告会で発表することが義務づけられる.

目標

1.文化,心理,自然科学の考え方を理解し融合させる
2.授業,実地調査,実験などを通して研究に関する多様なアプローチを習得する
3.討論·発表·作文の能力を高める

計画

1.以下の計画は目安であり,受講者の志向や調査の動向を見ながら授業を進行する.3名の担当教員は,基本的に毎回参加し,指導にあたる.
2.オリエンテーション
3.<地域の自然環境や自然物の調査(計9回程度)>.徳島の様々な自然環境や自然物を実地調査し,それが経てきた歴史や人々の信仰について調査する.
4.<自然に関する比較文化(計8回程度)>.「自然環境や自然物に関わる伝説や物語などを地域に即して調べ,それらが持つイメージや象徴を,広く欧米の文化との関わりから比較し,地域の文化の特性などを相対的に考察する.
5.<自然と歴史に関する心理学的研究(8回程度)>. 自然に関する歴史や文化の違いについて,心理学的視点から考察を加える.
6.<発表・報告書作成作業(計4回程度)>

評価

普段の授業の取り組み態度や,議論の内容,発表や報告書などを総合的に評価する.

再評価

行なわない

教科書

なし

参考資料

授業の中で適宜紹介する.

連絡先

宮崎(総合科学部1号館3階北棟 3309, 656-7131, miyazaki@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 火·木曜日 12時∼13時
境(088-656-7191, motohiro@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 火曜日2限目
佐藤(088-656-7222, satoh@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)