2011年度 総合科学教育部 地域科学専攻 博士前期課程 地域創生分野 — [必修] 1年(通年)

2011年度 総合科学教育部 地域科学専攻 博士前期課程 環境共生分野 — [必修] 1年(通年)

2011年度 総合科学教育部 地域科学専攻 博士前期課程 基盤科学分野(文系) — [必修] 1年(通年)

2011年度 総合科学教育部 地域科学専攻 博士前期課程 基盤科学分野(理系) — [必修] 1年(通年)

2011年度 総合科学教育部 臨床心理学専攻 博士前期課程 — [選択] 1年(通年), 2年(通年)

プロジェクト研究Ⅰ

教授・今井 昭二, 教授・石田 三千雄, 准教授・山本 孝

4単位

目的

地域社会の問題点について理解を深め,徳島の地域社会と自然環境が抱える問題(自然保護,環境学習,社会基盤,NPO活動,地域科学・技術等)に取り組み,その解決に向けて行動する.またその社会的背景や倫理的意味についても理解する.

概要

地域社会の抱える問題や環境問題について,その改善を進める住民向けの啓発プログラムや,学習支援プロジェクトに企画段階から参画し,その事業の実施,分析,評価を通じて,プロジェクトの推進手法を学ぶとともに,地域社会の抱える問題や環境問題に対する地域活動の意義と問題点,その社会的背景や倫理的意義について探究する.

キーワード

自然環境,環境問題,社会基盤,徳島の科学

注意

本授業担当教員と事前打ち合わせの上受講する必要がある.授業は通年で行い,地域社会の抱える問題や環境問題の研究のための昼間のプロジェクト実施を伴う.環境化学的手法を用いるために,環境科学,自然科学または化学についてのある程度の基礎的なスキルを習得していることが求められます.

目標

1.地域社会と地域環境が抱える問題をテーマとしたプロジェクトを企画・実施することで,その意義と問題点を社会的背景や倫理的意味も含めて理解する.

計画

1.授業ガイダンス・プロジェクト企画
2.徳島の地域社会の抱える問題や環境問題の情報収集
3.プロジェクト設計①徳島にける問題点の情報収集と解析
4.プロジェクト設計②プロジェクトとしての課題の提起
5.プロジェクト設計③ プロジェクトデザイン(地域社会的意義と倫理的意義)
6.プロジェクト計画 / 中間報告(シミュレーションによる計画案)
7.プロジェクト実施段階① 事業実施計画
8.プロジェクト実施段階②事前学習
9.プロジェクト実施段階③ 準備/科学的スキルの習得
10.プロジェクト実施段階④ 事前作業
11.プロジェクト実施段階⑤ 事業の実施
12.プロジェクト実施段階⑥ 事業実施報告
13.プロジェクト効果に対する評価のまとめ
14.プロジェクト発表資料の作成法
15.プロジェクト成果報告会
16.総括

評価

平常点と成果発表内容を総合して評価する

再評価

再試験は行わない

教科書

適宜,テキストについては相談にのるが各自で準備する.

連絡先

今井(総合科学部3号館2N08, 088-656-7273, imai@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 前·後期 火10:30-11:40,木曜日 13:30-14:20
石田(2328, 088-656-7147, mishida@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 水曜日14時∼15時
山本(088-656-7263, t-yamamo@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)