口腔機能賦活学演習
Exercise of Activation of Oral Function
目的
臨床の現場において的確に口腔機能評価を行い，専門的口腔ケアを含めた口腔機能療法を行うための技術を修得するとともに，これに関する最新の学術論文内容について理解を深めることを目的とする．テーマ:口腔機能の評価と賦活の実際
概要
本授業のオリエンテーションを行い，現場で行う口腔機能評価や口腔機能療法を行うことの意義を理解させる．また，必要な具体的手法を対象者によってどのように応用するかを実技指導する．また，口腔機能賦活が必要な臨床症例を提示し，学生にPBLチュートリアル授業を行い，個々の学生に主体性を持って課題解決方法を学ばせる．急性期病院(脳卒中・がん等)で課題を抱える臨床症例を提示し，学生にPBLチュートリアル授業を行い，個々の学生に主体性を持って課題解決方法を学ばせる．さらに，口腔機能評価や口腔機能療法について最近の学術論文を提示し，抄読会を行う．これらの授業はオムニバス形式にて行う．
計画
| 1. | 口腔機能賦活学演習のオリエンテーション | (担当者: 松山) |
| 2. | 口腔機能評価の実技演習-基本症例- | (担当者: 〃) |
| 3. | 口腔機能療法の実技演習-基本症例- | (担当者: 〃) |
| 4. | 口腔機能評価と口腔機能療法-困難症例- | (担当者: 〃) |
| 5. | 口腔機能賦活が必要な症例を用いたPBLチュートリアル(課題の提示) | (担当者: 松山，薩摩) |
| 6. | 口腔機能賦活が必要な症例を用いたPBLチュートリアル(グループ討議) | (担当者: 〃) |
| 7. | 口腔機能賦活が必要な症例を用いたPBLチュートリアル(プレゼンテーション) | (担当者: 〃) |
| 8. | 口腔機能賦活が必要な症例を用いたPBLチュートリアル(フィードバック) | (担当者: 〃) |
| 9. | 急性期病院(脳卒中・がん等)で課題を抱える対象者を取り上げたPBLチュートリ アル(課題の提示) | (担当者: 吉岡，中道) |
| 10. | 急性期病院(脳卒中・がん等)で課題を抱える対象者を取り上げたPBLチュートリ アル(グループ討議) | (担当者: 〃) |
| 11. | 急性期病院(脳卒中・がん等)で課題を抱える対象者を取り上げたPBLチュートリ アル(プレゼンテーション) | (担当者: 〃) |
| 12. | 急性期病院(脳卒中・がん等)で抱える対象者を取り上げたPBLチュートリアル (フィードバック) | (担当者: 〃) |
| 13. | 口腔機能評価や口腔機能療法に関する学術論文抄読(和文抄読) | (担当者: 吉岡) |
| 14. | 口腔機能評価や口腔機能療法に関する学術論文抄読(英文抄読) | (担当者: 〃) |
| 15. | 口腔機能賦活学演習のふりかえりと各自の今後の課題 | (担当者: 松山) |
評価
成績評価は，授業での討論および発表内容など授業への取組み(50%)，レポート(50%)を総合的に評価して行う．100点をもって満点とし，A(80点以上)，B(70点以上)，C(60点以上)を合格，D(60点未満)を不合格とする．
教科書
最近の学術論文献ならびに資料等を配布する．
参考資料
脳卒中の摂食・嚥下障害 第2版，藤島一郎 著，医歯薬出版，東京，2006年
がん化学療法ケアガイド，治療開始前からはじめるアセスメントとセルフケア支援，濱口恵子/本山清美編集，中山書店，東京，2008年
人工呼吸器とケアQ&A -基本用語からトラブル対策まで-，岡本 和文 編集，株式会社 総合医学社，東京，2006年
以上の他，できるだけ多くの関連書ならびに雑誌を参考にするとよい．
連絡先
- オフィスアワー: 火∼木，17:00-18:00