口腔保健学臨床系課題実習
The clinical associated practice of oral health sciences
教授・尾崎 和美, 教授・羽田 勝, 教授・松山 美和, 教授・白山 靖彦, 准教授・吉岡 昌美, 講師・中道 敦子, 助教・薩摩 登誉子, 助教・本釜 聖子, 助教・星野 由美, 助教・藤原 奈津美
6単位
目的
急性期病院や高齢者福祉施設または地域保健(行政機関等)において口腔保健関連業務を指導的・中核的に担うための技術を修得することを目的とする． 【テーマ】実践的プログラムによる高度専門職業人としての基盤形成
概要
徳島大学病院ICUやSCUあるいは地域中核病院(急性期病院)の入院患者に対して，主治医および教員の指導の下に専門的口腔ケアに関する臨床実習を行う．さらに一般病棟移行後も，関連職種(言語聴覚士，看護師など)と連携して摂食・咀嚼・嚥下リハビリテーションやがん患者に対する手術前後の専門的口腔ケアを実施する．また課題実習として本学と連携実績のある福祉施設や行政機関関連の施設において，教員及び行政・施設担当者の指導の下，口腔機能向上を含む専門的口腔ケアまたは口腔保健活動を実施する．これらの授業はオムニバス形式にて行う．
計画
| 1-7. | 急性期病院の入院患者に対する専門的口腔ケア | (担当者: 松山，吉岡，中道，薩摩) |
| 8-15. | がん患者に対する手術前後の専門的口腔ケア | (担当者: 〃) |
| 16-27. | 一般病棟の入院患者に対する専門的口腔ケアおよび口腔機能を賦活するための保健指導 | (担当者: 〃) |
| 28-30. | 行政機関，地域包括支援センター等が地域において担う専門的口腔ケアおよび摂食・嚥下リハビリテーションに関する地域計画策定の補助 | (担当者: 羽田，尾崎，白山，本釜，星野，藤原) |
| 31-37. | 障害者福祉施設における専門的口腔ケア，摂食・嚥下リハビリテーションおよび歯科保健指導 | (担当者: 〃) |
| 38-45. | 介護老人保健施設等の福祉施設における口腔機能評価，専門的口腔ケアおよび摂食・嚥下リハビリテーション | (担当者: 〃) |
教科書
教科書は使用しない．視聴覚素材あるいはレジュメを適宜用いる．
参考資料
摂食・嚥下リハビリテーション，才藤栄一 他 編，医歯薬出版，東京，1998年.
介護予防と口腔機能の向上 Q&A，新庄文明/植田耕一郎 他 編著，医歯薬出版，東京，2006年.
在宅訪問における口腔ケアの実際，牛山京子 著，医歯薬出版，東京，2007年.
歯科医師・歯科衛生士のための介護保険対応型歯科保健・医療ガイドブック，瀧口徹 他 編，永末書店，東京，1999年.
以上の他，できるだけ多くの関連書ならびに雑誌を参考にするとよい．
連絡先
- オフィスアワー: 月・水・金 18:00∼19:00
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