基礎ゼミナール(基礎ゼミナールⅠ)
准教授・堤 和博
2単位
目的
大学で学ぶべき専門の研究と教養を,まさにこれから学んでいくにあたって,基本的・基礎的に身につけておかなければならない事柄を習得することを目的とする.後半では,研究の一端の実践(授業計画中の実践例は一例)を練習的に経験し,後期基礎ゼミナールⅡにつなげる.
概要
ノートの取り方から始めて,大学で学ぶ手法の基礎の基礎から,最後は自分で調査・考察して議論する練習までに至る.
キーワード
研究・教養,調査・考察,日本語力,論理
注意
「基礎ゼミナールⅠ総論」を参照すること.
目標
1. | 研究・教養とは何か考えるとともに,大学で学ぶ手法を身につける. |
2. | 日本語の論理的文章を理解できる能力を養成しながら,自ら調査・考察する練習をする. |
計画
1. | 練習(1)―ノートの取り方― |
2. | 大学での学び―研究(1)問題設定― |
3. | 大学での学び―研究(2)方法論の獲得― |
4. | 大学での学び―研究(3)結論の独自性― |
5. | 大学での学び―教養― |
6. | 練習(2)―図書館の利用法と文献の収集方法― |
7. | 練習(3)―文献の読解方法― |
8. | 練習(4)―論文(レポート)作成上の注意点― |
9. | 練習(5)―意思疎通と議論(ディベートではない)― |
10. | 実践へ向けて―4月1日生まれが早生まれであることに付随する問題について解説― |
11. | 実践(1)―グループ1の考察・「年齢計算ニ関スル法律」に関する考察― |
12. | 実践(2)―グループ2の考察・社会問題の考察― |
13. | 実践(3)―グループ3の考察・教育的見地からの考察― |
14. | 実践(4)―グループ4の考察・その他「年齢計算ニ関スル法律」に付随する問題― |
15. | 討論会 |
16. | 総括授業 |
評価
グループで行う予定の,調査・考察の発表と議論への参加状況を評価する.なお,授業には出席するのが当然なので,出席点はない.しかし,欠席すると減点する.
再評価
無し
教科書
無し
参考資料
必要に応じて授業時に配付・提示・指示
連絡先
堤(4-404, tsutsumi@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)