2011年度 総合科学部 学士課程 — [必修] 1年(前期)

基礎ゼミナール(基礎ゼミナールⅠ)

教授・仙波 光明

2単位

目的

総論を参照すること

概要

鈴木牧之の『北越雪譜』を読み進める.七十三年の生涯を越後塩沢で送った鈴木牧之が雪国の自然・生活・民俗等について述べたところを読み,その過程で次のような活動を行う.1)現代語訳を試み,その内容を分かりやすく伝えることを通して,文章の理解力と表現力を養う.2)『北越雪譜』に書かれていることを,現代の立場から見直すことを心がけ,そのために調査すべきことを調査し,分かりやすく報告する.

キーワード

雪国の自然・民俗

目標

1.文章表現の力,口頭で伝える力,問題を発見する力を養う.

計画

1.ガイダンスおよび分担の決定
2.『北越雪譜』を読み進めながら,分担に従って発表し,記事の背景,さらに検討することなどを議論する.
3.議論を受けて,調査し,その結果を発表する.
4.『北越雪譜』を読み進め,課題をさがす.

評価

レポートによる.なお,出席および態度(授業中の討議にどれだけ貢献できているか)を重視する.

再評価

必要に応じレポートを課す.

教科書

鈴木牧之『北越雪譜』岩波文庫

連絡先

仙波(2319, 088-656-7117, senba@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)