基礎ゼミナール(基礎ゼミナールⅠ)
教授・吉田 敦也
2単位
目的
地頭(ヂアタマ)の良い人間になる.
概要
最近の企業の採用現場では「採用するなら"地頭が良い"学生がいい」とよく言われる.大学での学習や研究への取り組みにおいても同じである.そもそも「頭が良い」とは,単に,試験で高得点とれる,といういうようなことではなく,物知り,機転が利く,地頭が良い,などのレイヤーから成る一種のプロフィールである.そして,その地頭力とは,知的好奇心,論理的思考力,直感力からなり,①結論から考える"仮設思考力",②全体から考える"フレームワーク思考力",③単純に考える"抽象化思考力", を正しく身につけることによって鍛えることができる.本基礎ゼミでは,『ICT活用による社会創生,地域貢献の課題解決』をテーマに, その実習作業を通じて「地頭力」の高い人間になることをめざす.
キーワード
地頭力,仮設思考力,フレームワーク思考力,抽象化思考力,フェルミ推定,社会創生,地域貢献,課題解決,キー・コンピテンシー,テクノロジー活用力,交流/恊働する,汗を流す,笑う
注意
iPhone/iPadなどスマートメディアによるサイバーネットワーク型の授業や演習を行う.そのため,メール,ブログ,ツイッター,facebookなどを利用/演習する.地域課題解決事業の恊働作業にも参加する.そのため,まち,村,中山間地域などへ出かけていき,地域の住民や高齢者などと交流する.汗を流し,ガハハと笑って,学習する.
目標
1. | 地頭力の理解と基礎形成 |
2. | スマートメディアのクラウド型利用による地頭力の拡大 |
3. | 地域課題解決実習による地頭力の発揮 |
計画
1. | 導入(授業の計画,自己紹介, グルーピングなど)(第1週) |
2. | ネット環境の構築(iPad/iPodTouchの設定/活用法など)(第2週) |
3. | 基礎学習(地頭力についての講義とディスカッション)(第3週) |
4. | グループワーク(課題設定,研究/調査,経過報告)(第4週∼第6週) |
5. | 成果発表(プレゼン, ディスカッション, 評価)(第7週) |
評価
授業への取り組み状況,レポート,発表などを総合的に評価する.
再評価
無し
教科書
細谷功著「地頭力を鍛えるー問題解決に活かす「フェルミ推定」」,東洋経済新報社(1680円)
参考資料
小山龍介「クラウドHACKS!」, 東洋経済新報社(1500円)
連絡先
- オフィスアワー: 24時間(yos@ias.tokushima-u.ac.jp)