2011年度 総合科学部 学士課程 — [必修] 1年(前期)

基礎ゼミナール(基礎ゼミナールⅠ)

教授・今井 昭二, 准教授・山本 孝

2単位

目的

化学関連コースに進むにあたって必要な心構えを身につけ,自学・自習,研究発表プレゼンテーションなどの大学での基本的な教育・研究の流れを理解する.

概要

化学の初学者にとって必須の化学分析を用いた実地ゼミを実施する.必要なデータを各自が収集して,まとめ,レポートしてもらい,ゼミ形式で発表する.

キーワード

河川水質,環境化学,問題解決,化学

目標

1.大学における自学・自習とレポートの作成,発表プレゼンテーションという流れを実感し,4年間の大学生活の流れを理解する
2.(課題解決・探究型学習の導入)

計画

1.シラバス・授業内容の説明,自己紹介,総合科学部の化学・環境共生関連教員とその研究内容の紹介(1回)
2.「おいしい水」をテーマに大学における調査研究の方法ー如何に科学的に調べるかー(1回)
3.徳島県の湧水と河川水と自然(1回)
4.地域の水資源や環境に関わる調査課題の設定(1回)
5.さあ,つるぎ山に出かけよう(祖谷渓谷,つるぎ山,貞光川ルート) 休日実施(選択)
6.さあ,吉野川に出かけよう(龍河洞,梶が森,大歩危・小歩危,脇町潜水橋,柿原堰) 休日実施(選択)
7.調査・分析・解析とプリゼンテーション準備(6回)
8.プリゼンテーション: 環境と水資源
9.総括

評価

出席40%,発表40%,レポート20%

連絡先

今井(総合科学部3号館2N08, 088-656-7273, imai@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 前·後期 火10:30-11:40,木曜日 13:30-14:20
山本(088-656-7263, t-yamamo@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)

備考

1.調査や採水は,休日または土日に行う予定でいます.調査・見学に必要な経費の一部は各自で支弁いただくことになりますので,受講を決める際には,あらかじめ了承願います.
2.授業計画の内容についても,受講者との相談の上,そのつど変更することもあります.