基礎ゼミナール(基礎ゼミナールⅠ)
教授・石田 啓祐
2単位
目的
大学で自然科学系の勉強を進めてゆくのに必要な以下の能力の養成を目的とします. 論理的思考力, 論理的なレポートを書くことのできる能力,日本語で討論することのできる理解力とコミュニケーション能力,プレゼンテーション能力
概要
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キーワード
レポート作成法,データの整理と考察,文献・資料の検索,討論の大切さ,パワーポイントを使った発表
注意
自然科学を探究し得た成果を普遍的に共有するためには,いくつか作法のようなものがあります.独りよがりな意見の発信にならないようにするために,早くから身につけておくと役に立つ知識です.それを身につけるための努力を評価の対象とします.授業に出席することはもちろん,能動的に積極的にセミナールに参加し,多くのノウハウを身につけていただくことを希望します. また,発表の際にはパワーポイントを使用します.受講者は各自パワーポイントとそれが使えるコンピュータを用意して下さい.
目標
1. | 論理的思考力の養成 |
2. | 日本語で論理的文章を書くことができる能力の養成 |
3. | コミニュケーション能力,プレゼンテーション能力の養成 |
計画
1. | 自然科学系に必要な文章表現の要素と構成 |
2. | 一般的な実験レポートの書き方 |
3. | レポートを書いてみよう 1 (内容構成の体得) |
4. | テーマ(主題)の設定(着眼点は豊富な感性から) |
5. | データを収集しよう(情報の収集や観察の仕方) |
6. | データを確かめよう (検証の大切さ) |
7. | 資料の収集と整理 (文献の検索) |
8. | 事実と意見 (主観と客観,事実の記載と考察の区別) |
9. | レポートを書いてみよう 2 (内容の見直しと整理) |
10. | レポート内容を発表しよう(話す立場,聞く立場,意見交換) |
11. | パワーポイントの使い方 |
12. | パワーポイントによる発表で重要なこと |
13. | パワーポイントで発表しよう(1) |
14. | パワーポイントで発表しよう(2) |
15. | パワーポイントで発表しよう(3) |
16. | 総合討論(総括授業) |
評価
出席回数,課題レポート,パワーポイントによる発表と毎回の授業での積極的な取り組み態度(集中力,持続力,観察力,考察力,質疑·応答·発表によるゼミへの貢献等)により,総合的に評価します.
再評価
なし.
教科書
授業の中で指示します
連絡先
石田(総合科学部3号館2階南2S04, 088-656-7243, ishidak@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: 月曜日 12時∼13時
備考
積極的に授業に参加してはじめて授業で取り上げたことがらがあなたのスキルになります.積極的に参加してください.