2011年度 総合科学部 学士課程 — [必修] 1年(前期)

基礎ゼミナール(基礎ゼミナールⅠ)

教授・三好 德和

2単位

目的

高校までの「先生の話を聞いて覚えて書き出して終わり」という授業から一歩踏み出し,自分自身やグループでテーマに積極的に取り組んで行くのが大学です.リサーチ,討論,まとめ,発表といった過程を経験してみることが大切です.物質や環境に関わる科学を学問として深めていく上で大切な思考の過程と姿勢とを修得することを目的とします.

概要

徳島大学総合科学部に入学して,少なくとも4 年間をどのように過ごすのか?化学や環境科学について学びたい場合は,どのようなことが必要とされるのか.まずは,その概要について講義を聴くだけでなく自分自身で調べ,考え,そして自分の意見を述べたり,発表したりする機会を設ける.また,卒業後の予定· 目標はどうなのか?それに向かって何をどうできるのかについても考える.

キーワード

化学,有機化学,環境化学

注意

授業開始の最初の授業にて話すので,必ず遅刻せず出席するように.

目標

1.自学自習の態度を身につける.
2.調べる,まとめる,討論,表現する能力を身につける.

計画

1.自己紹介,総論
2.総合科学部において学ぶに当たって
3.考えると言うこと
4.レポートの書き方(有機化学分野において)
5.有機化学と環境について(3回)
6.レポートの纏め方と発表の仕方についてpart.1
7.レポート課題の決定
8.レポートの纏め方と発表の仕方についてpart.2
9.レポート発表(4回)
10.まとめ

評価

毎回の出席と授業に対する意欲により評価する

再評価

なし.

連絡先

三好(総合科学部3号館北棟2階 2N03, 088-656-7250, miyoshi@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)