公共政策論
目的
さまざまな社会問題への対策を一社会人として考える基礎を形成したい.具体的な政策を解説しながら,政策というものへの理解を深めてほしい.
概要
公共政策の守備範囲は非常に広い.しかし,財政的な制約もあって,なんでも行政がおこなう時代ではない.多様な主体による最適な公共サービス供給が求められる時代である. 本講義では,現在の政策課題である少子高齢化問題をとりまく諸政策を話しながら,公共政策全体への理解が深まるよう授業展開をおこなうつもりである.
キーワード
公共部門,政策形成,少子高齢化,まちづくり
目標
1. | 公共政策の概念を理解する |
2. | 現代社会での政策形成過程を理解する |
計画
1. | ガイダンス-公共政策の概念- |
2. | 公共政策を担う機関 |
3. | 公共政策の変遷-科学的管理による選択の始まり- |
4. | 公共政策の最前線-パートナーシップ- |
5. | 少子高齢化とその課題(総論) |
6. | まちづくり3法①大店立地法,都市計画法 |
7. | まちづくり3法②中心市街地活性化法 |
8. | 公共交通の衰退 |
9. | 保育所問題 |
10. | 若者の就業問題 |
11. | わが国の財政危機 |
12. | 社会保障問題①年金 |
13. | 社会補償問題②健康保険 |
14. | 「新しい公共」の形成に向けて |
15. | 試験 |
16. | まとめ |
評価
平常点(30%)と試験(70%)
再評価
なし
教科書
なし
参考資料
なし
連絡先
永井(連絡先未登録)
石田(2206, 0886567169, k-ishida@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
備考
授業の最初に出席を取ります.私語禁止.