2011年度 総合科学部 学士課程 教職に関する科目 — [選択] 2年(後期)

国語科教育法Ⅲ

教授・仙波 光明

2単位

目的

学校教育の中での国語科の目標及び位置づけを理解した上で,中学校及び高等学校国語科の教材を通してどのような授業が展開できるかを学ぶ.文学的文章教材,古典教材,その他を中心とする.

概要

文学的文章教材,古典教材などの国語科教材としての分析法と扱い方,授業の組み立て方などを扱う.

注意

隔年開講,23年(本年)度に開講.

目標

1.国語科教育の目的·目標が理解できる.
2.教材分析が適切にできる.
3.授業計画がきちんと立案できる.

計画

1.国語科の領域,指導目標,国語科指導要領について(併せ,国語科教育の歴史概観)
2.国語科の領域,指導目標,国語科指導要領について(併せ,国語科教育の歴史概観)その2
3.文学的文章の分析法(説明的文章と何が異なるのか) (「羅生門」その1)
4.文学教材の分析方法と指導上の留意点(「羅生門」その2)
5.文学教材の分析方法と指導上の留意点(「羅生門」その3)
6.文学教材の分析方法と指導上の留意点(「羅生門」その4)
7.文学教材の分析方法と指導上の留意点(「羅生門」その5)
8.文学教材の分析方法と指導上の留意点(「羅生門」その6)
9.「羅生門」のまとめ(指導案の作成,板書計画など.)
10.古典教材の分析方法と指導上の留意点(1.徒然草など)
11.古典教材の分析方法と指導上の留意点(2.伊勢物語など)
12.古典教材の分析方法と指導上の留意点(3.枕草子など)
13.古典教材の分析方法と指導上の留意点(4.平家物語)
14.漢文教材についての分析方法と指導上の留意点.
15.指導案作成についてのまとめとレポート作成.
16.補足など(内容未定)

評価

レポートで行うが平常点も加味する.

再評価

あり.レポートの再提出.

教科書

プリントを配布.

参考資料

『中学校学習指導要領解説――国語編――』と『高等学校学習指導要領解説 国語編』(ともに最新版)

連絡先

仙波(2319, 088-656-7117, senba@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)