2011年度 総合科学部 学士課程 教職に関する科目 — [選択] 2年(後期)

国語科教育法Ⅳ

教授・仙波 光明

2単位

目的

主として,評論·論説·随想などの教材を対象として,国語科の教材分析の方法と,授業として展開するために必要な知識と技能を身につける.

概要

説明的文章教材,および関連分野の教材の取り扱い方

キーワード

説明的文章教材,論説文,段落,事実と意見

目標

1.国語科の領域,指導過程を理解できる.
2.教材の分析が適切にできる.
3.授業計画がきちんと立案できる.

計画

1.「国語科」の目標=指導要領に示された目標の確認
2.聞く·話すための内容を作るために必要な読むことの重要性
3.文章の構造をどのように分析するか⋯⋯説明文の構造(1)
4.文章の構造をどのように分析するか⋯⋯説明的文章教材を中心に.
5.コンコルドの誤り(長谷川眞理子)の分析を中心に(その1)
6.コンコルドの誤り(長谷川眞理子)の分析を中心に(その2)
7.安全は証明できない(池内了)の分析を中心に
8.水の東西(山崎正和)の分析を中心に(その1)
9.水の東西(山崎正和)の分析を中心に(その2)
10.水の東西(山崎正和)の分析を中心に(その3)
11.ものとことば(鈴木孝夫)の分析など(その1)
12.ものとことば(鈴木孝夫)の分析など(その2)
13.ものとことば(鈴木孝夫)の分析など(その3)
14.指導過程についての整理と指導案の作成
15.指導案作成についてのまとめとレポート作成
16.補足(内容未定)

評価

レポートで行う.

再評価

あり.レポートの再提出.

教科書

プリントを配布.

参考資料

『中学校学習指導要領解説――国語編――』と『高等学校学習指導要領解説 国語編』(ともに最新版)

その他,随時紹介の予定.

連絡先

仙波(2319, 088-656-7117, senba@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)

備考

平成24年度開講