2011年度 総合科学部 人間社会学科 国際文化コース 学士課程 — 4年(後期)

国際文化ゼミナール (その4)

教授・上野 加代子

2単位

目的

アメリカ社会の諸現象,特に家族に関する事象や貧困問題を分析し考察を行う.

概要

「総論」を参照.

注意

「総論」を参照.

目標

1.「総論」を参照.

計画

1.受講者が関心のもてるテーマやトピックを選び,その関連の文献を発表し,それをもとに討議する形式をとる.同時に,文献や資料の探し方,調査方法,分析方法,論文の構成など,論文作成の「基本」を勉強する.また適宜,社会学の基礎文献も紹介していきたい.
2.受講者には,3年次の終わりに,卒業論文のテーマと方法をある程度絞ってもらい,4年次のはじめに卒業論文の章構成案を決定し,各章を順番に発表してもらう形で卒業論文指導を進めたい.
3.上記に加えて,アメリカのホームレスや児童虐待問題などに関心をもち,現場を是非,自分の目でみたいという受講者が場合は,希望に応じて4年次にアメリカの大学のゼミとの交流プログラムや現地での現場見学を準備したい(渡航滞在費用は自己負担).通訳に全面的に頼らず,できれば片言でも自分で話しかけることができれば見えてくるものが大きいと思います.
4.外国語の応用が苦手という言葉のハンディだけが原因で,自国文化以外の文化を体験する機会が制限を受けるという状況は,非常に残念なことです.このゼミナールの受講者には,できるだけ英語実用能力を高め,文献と現場の両方から,社会や文化をみる目を養い,自分の職業や将来の生活に役立ててもらいたいと願っています.

評価

「総論」を参照.

再評価

「総論」を参照.

教科書

卒業論文作成に向けたゼミであることから,受講者各自が,基本文献や資料を探し,読み,自分の関心や問題意識を絞っていくことが必要になる.そのために担当者も,個々の受講者の関心にそったトピック毎の必読文献を積極的にアドバイしていきたい.

連絡先

上野(088-656-7682, ueno@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 毎週 木曜日 11時50分∼12時50分

備考

18年度後期