実用外国語基礎演習(英語) 総論
目的
現在のグローバル化した世界において,共通語の地位を占めている英語を用いてコミュニケーションをおこなう能力,さらには多様な英語媒体から情報を収集し,整理し,提示する能力は必須であろう.「実用外国語基礎演習(英語)」は,国際文化コースのコース専門コア科目である「実用外国語演習(英語)」とあわせて,中学,高校,更には全学共通教育で培ってきた英語の能力を,より実際的なコミュニケーションの道具として使えるレベルにまで高めることを目標とする. 前期の基礎演習Iでは,日本語を介さずに英語を英語のままで聴いて理解するための基礎トレーニングをおこなう. 後期の基礎演習IIでは,Iでのトレーニングを踏まえて,多様な英語媒体から情報を収集,加工し,それらをプレゼンテーションをする訓練をおこなう.なお,基礎演習でおこなわれるトレーニングは,TOEIC,TOEFL,英検などの資格試験の準備にも有益である.受講者は与えられた課題をこなすだけではなく,演習で提示されるトレーニングを自ら実践することが求められる.言うまでもなく,実用的な英語のレベル向上は,日々の自発的トレーニング抜きには期待できない.この演習を刺激として,英語によるコミュニケーション能力という一生の財産となりうる確かな技能を身につけて欲しい.
概要
基礎演習I,IIともに3クラス用意される.I は一つが basic class ,二つが advanced class である. 受講可能なのは3クラスあわせて75名までとし,受講登録者がそれを超えた場合は,抽選により人数調整を行う. 受講クラスの決定は,I (前期)の場合は,初回に実施するプレイスメント・テストの結果に基づき,受講者の希望を踏まえて行う. いずれのクラスでも,ニュース,ドキュメンタリー,映画,ドラマなどの音声視覚教材を駆使して,発音ドリル,ディクテーション,シャドウイング(声を出して英語を追いかける練習)など,現代の生きた英語を聴き,さらに英語を話すための基本的な訓練がおこなわれる. II の3クラスは学生番号順でクラス分けされる.それぞれのクラスで,ニューストピックについて多様な英語媒体から情報を収集し,内容を要約し,プレゼンテーションをする訓練などがおこなわれる.
キーワード
ディクテーション,リスニング,スピーキング,プレゼンテーション
関連科目
注意
個々の担当者のシラバスを参照すること.
目標
1. | 実用的なコミュニケーション能力の基礎として,1)英語を英語のまま理解する能力を養成する.2)多様な英語を聴き取る能力を養成する.3)シャドウイングを通じて英語を滑らかに口から出せるように訓練する.4)これらを通じて外国語の基本的運用能力を養成する.5)英語媒体のニュースなどの情報収集,加工を通じて,国際感覚の養成を目ざす. |
計画
1. | 個々の担当者のシラバスを参照すること. |
評価
平常点や期末試験の成績が評価に占める割合も含めて,各担当教員のシラバスを参照すること.
再評価
行なわない.
教科書
個々の担当者のシラバスを参照すること.
連絡先
- オフィスアワー: 水曜12時から13時
- オフィスアワー: 木曜日10:20~11:20