生涯学習概論
Introduction to Lifelong Learning
准教授・鈴木 尚子
1単位
目的
生涯学習をめぐる国内外の概況について,歴史的展開や法整備の流れを踏まえた上で理解するとともに,実際の学習活動についても考察していく中で,幅広い視野から専門的かつ総合的に考えられる力を養う.
概要
本授業では,学芸員としての職務に必要と思われる事項を中心として,国内外における生涯学習の基本的な考え方やこれまでの発展のあり方について概説していきます.また,実際の博物館訪問を通して,生涯学習の一端をめぐる現状と課題についても考えていきます.専門的見地から正しい知識を身につけ,それを実際の場面で効果的に活かしていくために必要となる力を養うことを目指しています.
キーワード
生涯学習 社会教育 学習支援 博物館
注意
本授業は,学外での博物館見学を含みます.見学のための入場料は個人負担になります.見学する博物館は徳島市内のものになる予定ですが,日程によっては変更になる場合があります.2日目は現地集合になる場合もありますので,授業中の連絡事項には注意してください.
目標
1. | 生涯学習について,生成から今日に至るまでの概況を多角的にとらえる. |
2. | 博物館訪問を通して,生涯学習の一端を把握し,課題をまとめる. |
計画
1. | 生涯学習とは何か |
2. | 生涯学習の起源と発展 |
3. | 我が国における生涯学習の特徴と課題―社会教育との関わりから― |
4. | 学習活動の現状とその支援 |
5. | 社会教育施設としての博物館見学 |
6. | 〃 |
7. | 博物館訪問によりみえてきた現状と課題(レポート作成含む) |
8. | まとめと討論(レポート発表含む) |
評価
毎回の授業への出席を含む受講姿勢,レポート課題への取り組み及びその発表等により,総合的に判断する.
再評価
なし.
教科書
特に指定しないが,必要に応じてプリントを配布する.
参考資料
授業の内容に応じて,適宜紹介する.
連絡先
鈴木尚子(大学開放実践センター)
備考
1. | 集中講義として土・日に開講を予定しています. |
2. | 授業全体を通して,積極的に発言してもらう機会が多くあります. |