大学と社会
目的
大学ならびに総合科学部を取巻く今日の社会環境,および大学生に求められる社会人基礎力やキャリアデザインについて講義し,初年次学生が自律的で有意義な学生生活を構築するとともに,将来の就職について考える上で必要な素養と能力を養う.またweb版キャリア学習ポートフォリオの作成を開始する.
概要
今年度は以下の3点を主題とする. ①総合科学部とはどんな学部か? 総合科学部教員により授業ガイダンスおよび大学・学部・学習方法について講義する.それによって,総合科学部の置かれている位置を理解し,総合科学部でどの様に学んだらよいのかをも考えてもらう.②キャリアデザイン GP特任教授により社会人基礎力,キャリアデザインやWeb版キャリア学習ポートフォリオの意義と作成方法に関する説明がある.③大学生から社会人になるということ 学部教員および非常勤講師等がそれぞれの立場から,適宜,企業・社会等において求められる人間像について講義を行いエンプロイアビリティを高めるということについて学習してもらう.また受講者はそれを踏まえて自らのキャリアデザイン・ライフプランを作成する.最終回までに授業で習った基本的な事に関するレポートが二回ないし三回ほど課せられる予定である.なお各自の学習内容の要点および課題レポート等をWeb版キャリア学習ポートフォリオに記入する練習も適宜課せられることになる.
キーワード
大学,総合科学,地域社会,キャリアデザイン,社会人,ポートフォリオ,職業
注意
各講師の授業には全て参加し,レポートを提出すること.討論・発表への自発的参加が重要である.詳細な授業計画等はホームページに掲載する予定.
目標
1. | 大学の現実と課題を各自が理解し,大学における真摯な学び(広い教養と専門的力の養成)の重要性を自覚し,今後4年間の学習計画を立てる. |
計画
1. | 授業の進め方について<大渕>(4月13日) |
2. | 総合科学部で何を学ぶ総合科学部の長所・短所<葭森>(4月20日) |
3. | 大学と地域社会のコラボレーション<中嶋>(4月27日) |
4. | 高校と大学での学びの違い-高校の勉強と総合科学部での学び<卒業生:中川>(5月11日) |
5. | 読書と人生<石川>(5月18日) |
6. | レポートの書き方,評価のされ方およびネットの使い方について<葭森・大渕>(5月25日) |
7. | 総合科学部から社会へ大学生から社会人になるということ<中川秀幸>(6月1日) |
8. | 大学におけるキャリア教育と「巣立ちプログラム」<平井>(6月8日) |
9. | Webポートフォリオの利用方法<田中>(6月15日) |
10. | 求められる社会人基礎力<田中>(6月22日) |
11. | ビジネスコミュニケーション<山野明美>(6月29日) |
12. | ネットワークと大学<卒業生:森本哲史>(7月6日) |
13. | 地域産業と職業<田村耕一>(7月13日) |
14. | 大学と企業 次代の若者へ(植田貴世子)(7月20日) |
15. | 全体のまとめ(総括授業に当たる) |
評価
評価は討論の参加度合い,レポートにより行う.出席状況については,授業時の点呼やWeb版ポートフォリオのショートレポート(200字程度)で確認する.
教科書
各講師よりその都度提示された書籍等は自発的に読んでレポートにまとめることが望ましい.
参考資料
授業中に配布
連絡先
- オフィスアワー: 水曜日 12:30-13:30
- オフィスアワー: 月曜日 13:00-16:00
- オフィスアワー: 金曜日 15:00-16:00
- オフィスアワー: 水曜 11:50-12:50
- オフィスアワー: 月曜日15:00-16:00(随時受け付ける)
- オフィスアワー: 木曜日12:00∼13:00
備考
1. | 講義では適宜討論をはさみます.また,講師の講演順が替わることがあります. |
2. | 汎用的技能修得科目の項目について |
3. | 1.日本語の論理的文章を理解できる能力 |
4. | 2.日本語で論理的文章を書くことができる能力 |
5. | 3.コミュニケーション能力 |
6. | 4.プレゼンテーション能力 |
7. | 5.情報リテラシー |