デスクトップミュージック
教授・宮澤 一人
2単位
目的
現代では音楽の製作にシンセサイザーやコンピュータは不可欠な物になっている．これらの機材を使いこなすことが一部の人にだけ許された時代はすでに終わり，今日では非常に身近な存在になっている．しかし，これらの機材の能力を充分に生かすためには，身につけなくてはならない新しい知識も多く，さらに多種多様な音楽への理解も大切である． この講義ではデスク·トップ·ミュージックに必要な知識を学び，実践に役立てることができるようにすることを目指す．
概要
コンピュータとシンセサイザーを組み合わせた音楽制作の方法について学ぶ．
キーワード
シンセサイザー，MIDI，コンピュータと音楽
先行科目
注意
現代の多種多様な音楽に，先入観を持たずに接することができることが大切である．
目標
| 1. | 各種シンセサイザーの構造と音作りの方式を理解し，それらの音色を的確に使いこなすことができる．また，音楽制作のためのテクノロジーを充分に理解する |
計画
| 1. | シンセサイザーとコンピュータの原理，正しい使用方法 |
| 2. | アナログ·シンセサイザー |
| 3. | デジタルシンセサイザー |
| 4. | GM音源及び各メーカーの拡張規格 |
| 5. | それぞれの音色の特徴とその生かし方 |
| 6. | ドラムの入力 |
| 7. | ベースの入力 |
| 8. | 鍵盤楽器の入力 |
| 9. | ストリングスとホーンセクションの入力 |
| 10. | 様々なリズムパターンの分析 |
| 11. | 映像に音楽が加わることで何が変わるか．音楽の効用 |
| 12. | MIDI信号(ノートオンとノートオフ) |
| 13. | MIDI信号(音色の選択とピッチベンド) |
| 14. | MIDI信号(コントロールチェンジ) |
| 15. | 総括授業(コンピュータによる音楽の最前線) |
| 16. | 期末レポート提出 |
評価
期末レポート
再評価
行わない
教科書
使用しない．講義の時に資料を配布することがある
参考資料
授業の際に紹介する
連絡先
宮澤(マルチメディアA棟 204, 088-656-7163, miyazawa@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: 水曜日昼休み(研究室に在室している時は，特別な場合を除いて対応可能)
備考
| 1. | 後期，金曜日5-6講時 |
| 2. | マルチメディアコースの「デスク・トップ・ミュージック」と同時開講 |