ドイツの社会と文化 (その2)
2単位
目的
授業の目的は社会学的な想像力を身につける事.ドイツ,オーストリーの社会問題と趨勢を取り上げる.ライフスタイル,価値観の多様化,若者文化,移民社会,高齢化問題,(生と死の)哲学,オーストリー,ドイツの社会学的,文化的に興味深い事象を紹介します.
概要
ドイツ,オーストリーの社会の時事問題
注意
受講者にレポートを発表させます. 居眠り厳禁
目標
1. | 様様な社会的なテーマ,問題について好奇心を持つようになり,視野を広げること. |
計画
1. | ドイツとオーストリーの相違と特徴 |
2. | オーストリーの歴史,ケルト人,ローマ時代から十九世紀まで |
3. | 20.21世紀のオーストリー:政治,経済,社会,文化 |
4. | オーストリーとEUにおける移民政策 |
5. | EUの統合と組織犯罪の在り方 |
6. | 世俗化したドイツ,オーストリーにおける宗教 |
7. | 若い世代と宗教:精神世界,ニューエイジ思想,折衷主義 |
8. | ドイツ社会と東洋思想:インド哲学,仏教,禅との出会い |
9. | bodycult と bodyart/body modification: 身体変更/改造,リストカット症候群,体の社会学 |
10. | 高齢社会,その問題と課題 |
11. | 西洋哲学での生と死の見方 |
12. | 安楽死をめぐって |
13. | ホスピス,その歴史と理念 |
14. | 緩和ケア,特にスピリチャルケアについて |
15. | 纏めと質疑応答 |
16. | 「ソーフィの世界」ドイツ語圏での哲学ブーム |
評価
出席,レポート,発表,授業への取り組み状況などをもとに総合的に評価する
再評価
あり.
教科書
教科書,教材は要りません.参考書は授業を進めながら推薦します.
連絡先
ヘルベルト(088-656-7145, wolf@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: 月曜日16.15h-17.30h (総合科学部1号館1階N06)
備考
授業は日本語で行われます.